受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~の新着ブログ記事
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センター試験が終わった。 それとともに、受験老人の一つの挑戦が終わった・・・・。 初日、遅れそうになって息せき切って受験会場に入った。 教室は静かだった。若い子たちばかりだった。私の子どもたちよりも下の世代だ。 皆初々しい。つるつるしている。(表現が変か?でもそう感じた。) 座席が分からない。おろ... 続きをみる
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さて、皇居勉強法のおかげで成績が急上昇し、ちょいと気をよくした受験老人ではあるが、のんびりとはしていられない。 まだまだ問題はある。それは理系4科目以外の、文系科目(地理、英語、国語)の克服だ。 これら文系科目については、ほとんどセンター試験用の対策を講じてこなかった。たとえ理系科目で稼げても、こ... 続きをみる
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大ショック・・・・ 数ⅠA:80点、数ⅡB:60点・・・・ 何なんだよなんなんだよ何なんだよなんなんだよ・・・・ 数学の模試問題集が終わったため、センター試験の過去問を印刷してやってみたら、このザマだ。 これまでの8回の模試で、数ⅠAは80点台後半、数ⅡBは80点台前半に乗るまでに来ていた。 この... 続きをみる
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昔、旧ソ連(ウクライナ)の棒高跳びの選手にセルゲイ・ブブカという選手がいた。鳥人と呼ばれたすごい選手で、跳ぶたびに世界記録を更新した。 世界記録を何十度更新しただろう。 しかし、そのうちケチがつき始めた。本当はもっと高く跳べるのに、わざと記録を抑えて、世界記録の更新回数を増しているのだと。 その当... 続きをみる
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受験老人の年末年始は、勉強で終わった。 考えてみれば、1年前もそうだつた。 その頃は学位を取るのに必死だった。社会人入学した後、何年も放置していたが、期限が来てしまい、ぎりぎりのタイミングだった。 この年で学位を取ってどうするんだという気にもなったが、取ってみるとやはり嬉しい。 名刺にPh.Dと書... 続きをみる
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正月で、たっぷり勉強時間がとれるため、今しかないと思い、これまで解いていなかった英語と地理の問題をやってみることにした。 国語も解いていないのだが、まだ現国の参考書(センター現代文のスゴ技)をきちんとやり終えていないため、もう少し先までとっておく。 試験問題には、ネットからとってきた昨年の追試の問... 続きをみる
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受験老人はこの年末年始はかき入れ時だと思って勉強に励んでいる。 ただ、決して焦るのではなく、マイペースで続けていきたいと思っている。 自分がこれまで知らなかったことが分かるようになり、そして試験の成績も上がる。(かもしれない。) 結果はどうであれ、それは法外の喜びだ。青春の情熱が戻ってきたように感... 続きをみる
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年末だ。 あっという間に1年が経ってしまった。勉強を始めた最初の頃は、試験までまだまだ先だと思っていたが、もうセンター試験まで3週間を切っている。 だが、最近は書いてはいなかったが、受験老人は予備試験の勉強も、いまだに並行して続けている。 この際、これまで私が読んだ本、読みかけの本を挙げておく。寺... 続きをみる
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クリスマスイブにセンター試験の模試を解き、激しく落ち込んだ受験老人だったが、気持ちを入れかえて再出発を図ることにした。 ブックオフで購入していたのは駿台の実践模試をまとめたもので、物化は5回分ずつ、数学は7回分ずつあった。 早速、第2回目をやることにした。 私は思いたかった。クリスマスイブにや... 続きをみる
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受験老人はクリスマスイブにセンター模試をやってみた(その2)
さて、クリスマスイブにセンター模試に取り掛かった受験老人である。 まず化学。 3月に解いた時にはちんぷんかんぷんだった。 しかし、問題を広げて眺めてみた。おおうっ、今回は問題の意味がようく分かる。 ぐふ。ぐふぐふ。ぐふぐふぐふ。私はほくそ笑んだ。 これなら結構できそうだぜ。 そうして私は、絶対間違... 続きをみる
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受験老人はクリスマスイブにセンター模試をやってみた(その1)
さて、センター試験が近づいてきた現在、そろそろ実践で鍛えていかねばならない。 これまで受験老人がやってきた勉強と現在の状況を晒す。 国語: (現国)板野の現代文ゴロゴ解放公式集(10日間)を8日目までやった。 (古文)板野の古文単語のゴロゴをバラバラ法で一通り覚えた。その後板野の古文読解を一通り読... 続きをみる
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受験老人は現在、センター試験準備等で忙しく、よく考えながらブログを書く時間がない。 そこで、昔私が書いたショート・ショートを掲載する。 ********************************************************************************... 続きをみる
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受験老人はそろそろ、医学部受験のためのセンター試験に本腰を入れて取り組まねばならない。(もう遅い?) 今日の朝刊を見ると、こんな記事が載っていた。(以下、私なりに要約した。) 「医学部の不正入試問題により、問題を起こした大学では100人超の追加合格を出す方針だが、その分だけ来春入試の定員が削減... 続きをみる
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受験老人は活字中毒で、これまではだいたい3日に1冊の割合で本を読んでいた。特にミステリー物は大好き。 もちろん、高価な本を買う余裕はない。だから、作家には悪いが全て図書館で仕入れている。 家族のものも含め、2つの図書館と1つの地区センターで手配している。すると、結構人気の本でも2か月以内くらいで入... 続きをみる
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私こと受験老人は、これまで妙な思い込みがあった。 それは・・・・自分は数学だけはできる、という思い込みである。 算数や数学ができると、こいつは地頭がいいんだと皆に思われる。田舎のちょっとした秀才は、そのことでいい気になる。 実際、私は小・中学校を通じ、数学の勉強はほとんどしなかったのに、いつも... 続きをみる
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さて、センター試験に向けた勉強だが、これまで全く手を付けていない科目が1科目だけ残っていた。 それは現国。何も準備していなかった。 日本人であるからには、現国は勉強しなくても大丈夫だろう、と昔から思っていた。 40年前の現役時代も、また理Ⅲ受験の時も現国だけは準備をほとんどしていなかった。現国はセ... 続きをみる
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このブログもだんだん現在に追いついてきたため、書きためておいたストックがなくなってきた。 それとともに仕事での忙しさも増してきたため、そのうち毎日の更新とはいかなくなるだろう。 それに、勉強とは、そんなに劇的なものではない。確かに結果が出れば、それが合格であれ不合格であれ、センセーショナルである。... 続きをみる
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さて、11月末の司法試験予備試験対策の状況である。 こちらの方は、半分あきらめ感がある。 仕事が忙しくなってきたことに加え、だんだんセンター試験や医学部入試が近づき、そちらに時間を吸い取られている。 せめて2時間半ほどでも勉強時間を確保したいが、それも許されず、せいぜい1時間半。 それに、受験... 続きをみる
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さて、現状に近づいてきた。11月終わりの状況である。 受験老人は、勉強だけはマイペースでできると自負していたが、11月下旬以降はペースダウンがひびき、ほとんど進まなかった。 それでも、少しずつは進んだ。状況を報告する。まず医学部受験から。 (古文)古文単語のゴロゴが終わり、古文読解のゴロゴを3... 続きをみる
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少し前に、英会話が全くできないという泣き言のようなブログを書いた。それは事実である。 一方、私は文法には自信があった。 TOEFLが昔の方式だった時には、文法で満点をとったおかげで留学ができた。リスニングが壊滅的状態でも、何とかそれを補えた。 しかし、それからずいぶん時間が経っている。今年3月に試... 続きをみる
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高齢でも本当に医師になれるのか?この問題は受験老人もずっと考えてきた。 高齢で医学部に入学したとしても、頭の働きが悪く、留年を繰り返すだろう。 先生方も自分より年上の学生に指導しにくいだろう。 国家試験に何年も落ち続けるだろう。 体力が続かず、研修で脱落するだろう。そもそも研修を引き受けてくれ... 続きをみる
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さて、前回、皇室のコーディネートは大変だという話をした。中でも特に、最高級に大変なのが天皇・皇后両陛下である。 仮に大臣が任期中、突然亡くなったとしても、当面、総理大臣その他の大臣がその大臣ポストを兼任するか、新大臣を任命すればよい。 また、最悪、内閣総理大臣が亡くなっても、選挙するとかで新たな総... 続きをみる
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皇居勉強法のことを書いたついでに、皇室との思い出話を。 まず皇太子さん。(親しみを込めてさん付けで呼ばせてもらう。) 受験老人は皇太子さんと同じ学年である。 私が生まれた年はミッチーブームで沸き返った。 皇太子さんが生まれた後、たまたま家の近くを両陛下の車が通りすぎたことがあった。 皆、日本の旗を... 続きをみる
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さて、前回の続きである。皇居勉強ウオーキングに出た私は、皇居一周5キロのコースをずんずん歩いて行った。 (そういえば、古文単語のゴロに、「ずんず読む」というのがあった。「ずんず」の訳=「読む」。まさにそれを実践している。) 皇居前の広場を通り、まっすぐな一本道。右側はビル群が連なるが、皇居外苑... 続きをみる
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11月になり、風もずいぶん涼しくなってきた。 実は受験老人、結構仕事も忙しい。このため土日もたいてい職場に出てきている。ワーカホリック気味である。 だが、基本的に研究っぽい仕事であるので自分のペースで進めていける。 普段、勉強をするため平日は無理やり7時くらいで仕事を切り上げている。そのツケを週末... 続きをみる
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さて、10月の終わりの司法試験予備試験の勉強の状況であるが・・・驚くほど進んでいなかった。 9月の終わりの段階では、刑法と憲法の2科目については、最初取り組んでいた本を読み終えていた。だが、理解は圧倒的に不足していた。 だから、それぞれ、インターネットの無料講座を聴いたり、公務員試験用の問題をした... 続きをみる
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10月になり、センター試験の願書を提出した後も、引き続き勉強を続けた。 日に日に涼しくなり、だんだん過ごしやすくなってきた。ただし、勉強の調子がぐっと上がるかというと、そうでもなかった。 若い人の場合、急に視野が拓け、理解が進み、成績がぐっと伸びるということはあるかもしれない。 私の場合もそうだっ... 続きをみる
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こうして、海外には何年もいたにもかかわらず、結局私は英語は上達しなかった。 日本に戻って来て、英検準一級の試験を受けた。 すると、筆記試験はなんなく通ったが、面接試験で見事に落ちてしまった。案の定。 しかし、とにかく受からないと面目がたたない。面接の内容は4コマ漫画を見て、それを英語で説明するとい... 続きをみる
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さて、前回述べたような事情で、私は2年半ほど、ドイツ語圏にある国際機関に勤めることになった。 だが、恥ずかしながら英会話能力は散々だった。 1対1なら、何とか自分の意思を伝えることができるようになった。そして相手の話が分からない場合にも、繰り返して聞いて何とか理解した。 ところが、3人以上の会話や... 続きをみる
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さて、留学から戻っても私は英語の勉強は続けた。 English Adventure等の教材、English JournalやCNNニュース等の雑誌、Magic Tolkers等の機器も買った。 真面目に聴き続けた。しかし・・・・私の英会話力は全くと言ってよいほど上達しなかった。 そして、まずいこと... 続きをみる
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これまで入試英語のことは全く書いていなかったが、実は全く準備していない。 それで大丈夫か、自信はない。 では私は英語が得意なのかというと、外面的には、得意なように見える。 それは、昔の時代の英語の勉強法をしてきたおかげだ。つまり、文法と単語である。 単語だけは昔から、めちゃくちゃ覚えた。英語に関し... 続きをみる
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さて、9月末の司法試験(予備試験)の勉強の状況である。 一言で言って、なかなかはかどっておらず、やったところの理解もしていなかった。 なんせ、言葉が覚えられないのである。 大学入試で古文単語をゴロで覚えるのとえらい違いである。(そちらの方はすいすい覚えることができていた。) おそらく、司法試験その... 続きをみる
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さて、その後はまずまず順調に進めてきた。この日記もだんだん現在に近づいてきた。 9月の終わりの時点での状況を述べる。 (医学部受験) ・数学 カード式で数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの問題をやり続けていた。 正確に覚えていないが、たぶんこの時点で1周分がちょうど終わったくらい。簡単な問題は、あっという間に... 続きをみる
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医学部入試については、数学、物理、化学、地理の4科目を続けてきたが、9月になると、次第に焦り始めた。 つまり、このまま、この4科目しかやらずに、そのまま来年1月のセンター試験に突入してしまうのか、ということ。 まだやっていないのが国語(現国、古文、漢文)と英語。 まあ、現国は素で解けば何とかなる。... 続きをみる
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さて、司法試験予備試験である。 短答式試験に必要な科目は御存知のとおり、7つある。 憲法、行政法、民法、民事訴訟法、商法、刑法、刑事訴訟法 このうち、私は4月終わりから勉強を始めていたものの、8月終わり頃まで、4科目しか手を付けれていなかった。 すなわち、憲法、行政法、民法、刑法の4科目である。 ... 続きをみる
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今回のグランプリシリーズでの羽生選手はまた一段と凄みを増した。 ショートでの最高点、そしてケガをして臨んだフリーでも、ぶっつけ本番でプログラムを変えたにもかかわらず、そつなくこなして圧倒的に勝利した。 よくぞ、この世の中にフィギュアスケートという種目ができ、またその申し子のような羽生選手が、宿命と... 続きをみる
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8月の終わりになり、地理を何とか一通り、読み終えた。 5か月もかかった。というのは、分からないところはもう一度前に戻って、勉強していたからだ。 それに、瀬川と村瀬という、2種類の参考書、計4冊分を同時並行で進めていくのも大変だった。 でも、これらを一緒にやったおかげで、まず瀬川でとっかかりを作り、... 続きをみる
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さて、司法試験予備試験の短答式試験の過去問を見て、大いに打ちのめされた私だったが、とにかく何とかしなければと考えた。 刑法は、現在勉強している他の科目(憲法、民法、行政法)と違って、寺本のインターネット講義がない。 だから、自分で勉強するしかなかったのだが、やはり、それは独りよがりになり、理解も完... 続きをみる
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昨日、家を出がけにテレビを見ていると、外国で顔面移植をした少女の話がニュースになっていた。 ちらりと見ただけだったので正確ではないが、だいたい以下のような話。 その少女は思い悩むことがあり、自殺を図ろうとして自分の顔を正面からピストルで撃った。 (あいにく?)弾は脳に達さず、その少女の命は助かった... 続きをみる
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さて、前回のメルマガで、血圧が高くて死にそうだ(上170、下130)、という話をしたのだが、今回はその続きを。 節制生活を始めた。 毎日昼は、これまでのバイキングまがいの大食をやめ、納豆(タレをつけない)、もずく、わかめ、ヨーグルト、そして無塩野菜ジュースに代えた。 常識を超える量を食べていたスイ... 続きをみる
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血圧132・・・・。 これって、高いと思うだろうか? まあ、少し高めだが、正常の範囲内だと思う人たちが多いだろう。 しかし、これは私の下の血圧である。上の方は170以上ある。 ある時人から血圧計をもらったのだが、ずっと家でほこりをかぶっていた。 数か月前、何かのついでに取り出して計ってみたところ、... 続きをみる
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さて、医学部受験を目指した私の勉強は、当初の計画とは遅れたものの、7月中に第一段階が終了した。だいたい4か月かかったわけだ。 第一段階とは何かというと、 ・村瀬の地理(系統地理、地誌)、瀬川の地理(系統地理、地誌) ・数学のチャート(数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ) ・漆原の物理(力学、波動、電磁気学) ・... 続きをみる
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私の勉強は、約2か月ほどの間は順調に進んできたのだが、夏のはじめごろになって、中だるみを迎えた。 まっこれは誰でも陥ることだろう。勉強があまり進まなくなってきたのだ。 だんだん学ぶ量が増え、蓄積され、頭に入らなくなってきたのだ。そして勉強をすると眠くなるのである。 かつては、私はいったん目的を設定... 続きをみる
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今年の夏は暑かった・・・・。うだるようだった。 私の職場も夏になるとクールビスが許されたが、私は思いっきりラフな格好をした。 もちろん、職場の外の人と会う時はきちんとした格好をしなければならない。失礼だからだ。 だが、そんな予定が入らない時は、できるだけ軽装。ユニクロで買ったペラペラのズボンと、一... 続きをみる
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私は、勉強をする上で、これまでの経験からその効果を実感した2つの法則がある。 まだ医学部にも司法試験にも合格していないので偉そうなことは言えない。だが現時点での私の実感である。 1つは、「継続は力なり」。 これは言葉のとおり、毎日やるのである。少しずつでもいい。毎日続ければいつの間にか大きな力にな... 続きをみる
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記憶力の衰えを補うために、私が取った方法・・・・ 確かに、前回のところを、次の日もう1度読んで復習するというのも1つのやり方だ。 だが、同じ内容を繰り返しても、真に理解が進まないかもしれぬ。 そして、ある方法を思いついた。 そうして私は、再びブックオフを回ることにした。 そこで、参考書を探したのだ... 続きをみる
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とにかく、法律や地理という、私にとっての新しい科目が全然覚えられなかった。 やっている時はある程度、理解したつもりなのである。 だが、翌日になると、前の日に覚えたことをころりと忘れているのである。 自分はどこまでやったのかさえも思い出さない。 ラインマーカーを引いた跡が残っているからまだしも、それ... 続きをみる
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そうして、私はひたすら、勉強した。 仕事もあるが、その合間を縫うようにして。 とにかく、毎日8科目、少しずつでも、意地でもやり通そうと思った。 勉強は、新鮮だった。 医学部受験に関して言えば、約35年ぶりの勉強である。懐かしい。 そして、どの科目も、初めの方は導入で、簡単なもの、基本的なものから入... 続きをみる
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1日4時間の勉強・・・・それをいかに確保するか。 前回述べたように、自宅と駅の間等の二宮金次郎式勉強法で数学の勉強時間を1時間近く、確保できた。 少なくとも数学はこれで安心だった。 しかしそれ以外の勉強科目がまだ7科目ある。 私が次に目を付けたのは、電車内の時間だった。 もよりの電車の駅から職場ま... 続きをみる
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とにかく、どうしても勉強時間を確保しなければならない。そのために私が編み出した方法・・・・ それは二宮金次郎式勉強法、つまり、歩きながら勉強するという方法である。 言っておくが、これは現代においては不謹慎なやり方である。 金次郎の頃のようにのどかな時代・場所ならともかく、歩きスマホの害が声高に叫ば... 続きをみる
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とにかく私の考えは、勉強時間さえきちんと確保すれば、何とかなるというものだ。 そして、それを継続すること。1日1時間でも、30分でも。 しかし、この「確保する」というのが意外と難物なのである。 その第1の敵は「疲れ」である。 年をとったせいか、とみに集中力が続かなくなってきた。同じことを1時間もや... 続きをみる
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さて、4月に入り、計画を立てた後は、私はとにかくマイペースで、教材に取り組むことにした。 まず司法試験について。 まだ寺本に取り掛かる準備ができないうちは、家に戻ってから無料の映像の入門講義を聴くことを繰り返した。 とにかく、司法試験は私にとって、得体のしれない怪物のように思えた。だから、まず、イ... 続きをみる
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4月からやることをまとめてみると、以下のようになった。 (医学部受験) ・数学:チャート式(ⅠA、ⅡB、Ⅲ) ・化学:大宮(理論、無機、有機) ・物理:漆原(力学、波動、電磁気) ・地理:村瀬(系統地理、地誌) (司法試験受験) ・憲法:寺本 ・民法:寺本 ・行政法:寺本 ・刑法:? この体制で9... 続きをみる
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さて、勉強を始めた4月に戻る。いよいよ本格的な勉強開始である。 一日の勉強時間をどうするか、考えた。 これまで、4時間だと書いてきたが、それは最低限でも4時間、という意味である。 私が1日で最大自由になる時間を考えると、 ・起床後、出勤まで 2時間 ・出勤時間(行き・帰り)計2時間半 ・帰宅後、就... 続きをみる
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今さら大上段から言うのも恥ずかしいが、今回は高齢者の受験問題について、私見を述べる。 御存知のように、医学部の入試では男女差別が問題となった。だが、あわせて多浪への差別も問題となった。 文科省の調査により、得点を加点したり減点したりして多浪生に差別を行っていた大学はやり玉に挙げられた。 大学側の言... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(司法試験その4)(絶好の講座・参考書に出会う)
そうして無料のネット講座を探しているうちに、ある講義に行きついた。 寺本康之という先生のやっている講座だった。 それは司法試験を対象としたものではなく、大卒程度の公務員試験対策用と銘打っていた。そして、その講義は、市販されている参考書に沿って、1章ごとに教えてくれるものだった。 これしかない、と直... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(司法試験その3)(無料のインターネット講座を聴く!)
司法試験のわかりやすい参考書がブックオフで見つからない。さてどうするか。 そこで私が考えたのは、インターネットで司法試験講座の動画を見つけることだった。無料で聴けるやつを。 やはり、本を読んで勉強するのはしんどい。映像授業でいいので、人から教わることで、自然と勉強ができるし理解が早い、と思ったのだ... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(司法試験その2)(ブックオフで参考書を売ってない!)
さて、予備試験では7つの試験科目の勉強をしなければならない。 これをどうやったら効率的にできるのか。しかも1日2時間の勉強時間で。 人に言ったら笑われるだろう。だが、何としても、当面の勉強時間はこれだけでやるしかない。 受験老人は、カネも、そして時間もないのだっ。 だが、大学受験と違い、司法試験は... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(司法試験その1)(司法試験のしくみ)
(以下、「予備試験のブログ」の読者の方は当然御存じの内容である。また私自身がこれから何回かにわたりお話する勉強法は、なんじゃこれ、と言えるほど稚拙なものである。だが、受験老人はこの方法で始めたのである。) さて、司法試験の勉強である。これについては、さっぱり土地勘がない。 だから、それがいったい... 続きをみる
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私こと受験老人は、参考書等をブックオフで買うことを基本にしている。 高い金を払って新品を買っている方々からすると、セコい話だが、まあこれをモットーにしているのだから仕方ない。 しかし、さらにセコい話がある。 ブックオフにも、高い本と安い本がある。私が買うのはだいたい100円か200円の本だ。 そう... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(医学部受験その4)(参考書を決めた!)
子供たちの話を参考にしながら、4月から始めるための参考書を決めた。 分かりやすいというのが第一条件。でないと必ず途中で挫折する。 そして、私が考えたのは、少なくとも数学と理科については、その参考書に含まれている問題量が多いというのが条件。その理由はまた後で。 4月の最初から進めるのは、数学、理科(... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(医学部受験その3)(1日2時間の勉強でどうやるか)
さて、じゃあ国立医学部受験に向けて、具体的にどうするか。 これは今年3月の時点で考えたことである。 まず、主だった参考書を一通り読むこと。これを5月か6月までにやってしまおう、と思った。 もちろん、それだけでは全く実力がつかないと思う。本当に実力がつくのは問題演習だ。 私はその大切さはよく分かって... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(医学部受験その2)(社会をどうするか)
社会の勉強はどうするか。 社会は、センター試験でのみ必要だ。 だが、センター試験は、東大などではともかく、普通の国立大学では結構大きな比率を占める場合もあり、おろそかにすることはできない。 私が東大を受験したのは、まだ共通一次になる前で、一次と二次の試験だった。 そして理系でも、社会は2科目選択し... 続きをみる
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1か月かけて計画を練る(医学部受験編その1)(理科をどうするか)
わずか1年間の勉強で医学部と司法試験の両方に受かるためには、あまり時間的余裕がない。 特に、私は塾や予備校に行っていないので、勉強の方針は自分で立てなければならないが、それを間違えたら取り返しがつかない。 このため、まず私は今年3月に、1か月かけて、勉強をどのようにしてするか作戦を練ることにした。... 続きをみる
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(昨日、現在の気持ちを正直に書いた。今後はまた、勉強を始めることを決意した頃(3月)の自分に戻り、これまでの経緯や心の動きを書く。前後してしまい申し訳ないが、既にその頃から経験したことや考えてきたことをいくつか書き溜めてきているので、現在の時点に追いつくまで、今後何十回かにわたり、それを掲載してい... 続きをみる
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昨日、予備試験の論文試験の発表があった。現在の気持ちを正直に書く。 私は少し前から、予備試験のブログの中で、司法の犬さんの「予備試験を独学・1年で受験してみた」のブログに注目していた。 彼もたった1年間の勉強期間で、しかも予備校へも行かず、金のかかるネット講座も聴かずに、独力で予備試験に受かろうと... 続きをみる
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孫子の名言に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というのがある。 正確にはこうだ。 「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」つまり、 ①敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。 ②敵情を知らないで味方... 続きをみる
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このブログの開始以来、50回余りを、これまでの私の半生、それから、どうして私がこの歳で医学部と司法試験を両方目指すかという理由の説明に費やしてきた。 意外と長引いてしまったが、まあ、一通りは説明ができたと思う。 私は既にこの4月から、両方の合格を目指して歩み始めている。既に6か月以上経っている。自... 続きをみる
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実は、私が医学部と司法試験を同時に目指す理由は単なる見栄や高齢者の星となる以外にもある。 それは医療裁判での患者の弁護である。 頭脳王の河野氏が東大理Ⅲと司法試験合格を両方果たした理由を聞かれ、そのように答えたのを聞き、なるほどと思った。 前にも書いたが、私はある大学病院で目の手術に失敗した。 そ... 続きをみる
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私が司法試験を目指したきっかけは、極めて浅薄な考え方からである。 退職後、再就職できないのではないかという不安は大きい。 だが、ありきたりの仕事はしたくない。やりがいもあり、人からも尊敬されるようなことができないか。 司法試験なら、おう、すごいと皆が誉めてくれるのではという、極めて幼稚な考え方から... 続きをみる
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今年もノーベル賞の季節を迎えた。 日本は昔、科学技術基本計画という5年毎の計画で、50年間に30人ノーベル賞受賞者を輩出させる旨の目安を立てたことがある。 最初は荒唐無稽な計画だなあと思っていたが、2000年以降、あれよあれよと毎年のように日本から受賞者が出た。 そして、そのペースはまずまず維持さ... 続きをみる
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医学部を目指す理由のひとつは、高齢者でも医師として働けるということを示し、高齢者の星になりたいということである。 高齢者は、退職後に再雇用で働くと給料がガクンと落ちる。たとえ能力やスキルが若い現役世代を上回っていても。 そして、そんな高齢者が働く場所は、駐車場整備、守衛、庭の剪定等、単純なものに限... 続きをみる
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私が高齢で医学部を目指す理由(人の役に立ちたい、医師への不信感)
医師の志望理由は複雑で、一言では説明できない。 だが、私には人の役に立ちたいという気持ちがある。 もちろん、人の役に立つ職業はいろいろある。多かれ少なかれ、ほとんど全ての職業は人の役に立つものだろう。 しかし、医師ほど直接的に人の役に立ち、感謝され、尊敬される職業は他にない。 私はかつて、大震災直... 続きをみる
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今回からは、少し冷静に、高齢での医学部・司法試験の受験について考察していきたい。 まず、私が医学部を目指す理由はいろいろある。 断っておくが、これは面接対策用に書くものではない。だから突っ込みどころ満載である。 しかし、ここではあくまで自分の原点を明らかにしておきたい。 まず、最初に書いたように、... 続きをみる
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