受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

58歳の何のとりえもない男が、医学部と司法試験を同時に、しかも短期間で合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

なんでこんなに英会話ができないの??(その4)


こうして、海外には何年もいたにもかかわらず、結局私は英語は上達しなかった。


日本に戻って来て、英検準一級の試験を受けた。


すると、筆記試験はなんなく通ったが、面接試験で見事に落ちてしまった。案の定。



しかし、とにかく受からないと面目がたたない。面接の内容は4コマ漫画を見て、それを英語で説明するというものだった。


私はとにかくあらゆる英検の問題集を買い込んだり、4コマ漫画を見ては、その説明を英語でする練習を繰り返した。


そして、やっと2回目で面接に合格できた。まっ、お情けで通してもらえたのだろう。それにしても情けない。



今回、受験をしようということで、3月にセンター試験の英語を解いてみたが、筆記試験はまずまずできたと思ったものの、いくつか間違えていた。


しかし、リスニングは酷かった。5問くらい間違えたのである。


ああ、情けなや。これが大学留学をして、国際機関で働いた受験老人の実態である。


なんでこんなに英語を勉強しているのに、効率が悪いのだろう・・・・。



英会話が苦手なのには、思い当たることもある。要するに、日本語でも人の話をきちんと聞くのが苦手なのである。


それは小さい頃からの私の欠点だった。


授業中も先生の話を聞こうとせず、いつも自分がやりたいことをしていた。


だから、小学校の時にあった、国語のリスニングのテストでは、いつもひどい点を取った。


もしかしたら、人の話をじっくり聞く習慣がついている人は、英語も得意になるかもしれない。


女性に英語が得意な人が多いのはそのせいか。いや、最近は女性も自己主張が激しくなってきたから人の話を聞く習慣がなくなっているか??(冗談です。)



そして、もうこの歳になると、英会話での成長はほとんど期待できないだろう。


欧米人に聞こえて日本人には聞こえない音があるという。


それは絶対音感のように、小さい時から身につけないといけないものなのだろう。それこそシャワーのように英語を聴くことによって。


(現に、生まれてすぐの小さい頃、海外で1年間過ごした上の子供はリスニング力はネイティブ並みだ。)


さらに、年をとると、モスキート音のように、若者に聞こえる音が聞こえなくなってくる。


・・・・絶望的だ。



まっ、こんなわけなので、今後ますますリスニング力が重視される大学入試には私は通用しなくなる。今回がラストチャンスだと考えるゆえんだ。


そんな受験老人は、英語だけは全く準備せずに試験に臨もうとしている・・・・