本当に実力がついたのか??
受験老人の年末年始は、勉強で終わった。
考えてみれば、1年前もそうだつた。
その頃は学位を取るのに必死だった。社会人入学した後、何年も放置していたが、期限が来てしまい、ぎりぎりのタイミングだった。
この年で学位を取ってどうするんだという気にもなったが、取ってみるとやはり嬉しい。
名刺にPh.Dと書ける。そして墓石に「博士」と刻められる。(もっとも貧乏老人は墓石を作らずどこかビルで管理してもらおうと考えている。)
人間、目標を立てて一歩一歩、努力すれば何でもできるんだという気になった。
そのことが、今回、受験を志した一つの動機になっている。
それはそうと、嬉しいことが起きた。第5回目の模試で、成績がかなり上昇したのだ。
数ⅠA 82点
数ⅡB 66点
物理 92点
化学 94点
合計334点、平均83.5点である。平均80点をやっと超えた。
なぜこんなに上昇したのか、自分でもわからなかった。前回で頭打ちしたとばかり思っろていたのに。嬉しい誤算である。
まあ、国立医学部にはまだまだであるが。
特に物理と化学が伸びた。90点台を取れるとは思ってもみなかった。
しかも、私の感触では、いずれも満点が取れていた。減点は全部つまらないうっかりミスによるものだった。
化学など、答えをマークシートに書き写すときに1個抜かしていたため順番がズレて2個間違っていた。
まあ、こんな間違いも含め、厳しく採点するようにしている。(当然か。)
はっはっは。どんなもんだ。私は大人げなくも、点数が上がったことを思わず子供に自慢した。
すると、ショックなことを言われた。
「お父さん、それって模試の最後の回だよね。それは生徒に自信を付けさせるためにわざと簡単にしてあるのさ。」
・・・・があああん。そう言えば今回は、どことなく素直な問題が多かった。私はたやすく答を導けた。
模試は物理・化学は5回構成、数学は7回構成になっている。7回構成の数学の方は点数は上がっていない。子供の言うことは理屈に合う。
私はヌカ喜びをしていたわけだ。
がくっと沈み込んだが、私はふと疑問を持ち始めた。実際の試験はどうなのだろう。模試の方が難しく作っていることを祈りたいが。
まあ、次にはもう1冊買っている模試問題集をやるが、最後には過去問を解いてみよう。それにより、今後の展望も開けてくる。
とにかく、こうして受験老人の正月は終わった・・・・
(なお年末年始は時間があったためブログを毎日更新していたが、これからはまた不定期更新とさせてもらう。)
(模擬試験 点数の推移)
数ⅠA: 66→79→84→84→82
数ⅡB: 67→62→77→60→66
物理: 74→75→57→78→92
化学: 67→76→84→84→94
合計: 274→292→302→306→334
平均: 68.5→73→75.5→76.5→83.5
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