受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

58歳の何のとりえもない男が、医学部と司法試験を同時に、しかも短期間で合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

精神一到、何事か成さざらん

正月で、たっぷり勉強時間がとれるため、今しかないと思い、これまで解いていなかった英語と地理の問題をやってみることにした。


国語も解いていないのだが、まだ現国の参考書(センター現代文のスゴ技)をきちんとやり終えていないため、もう少し先までとっておく。


試験問題には、ネットからとってきた昨年の追試の問題を使うことにした。(解説がついていないのはタマにキズだが。)
 


受験老人は、医学部入試の勉強だけは、これまである程度想定通りにやってきている。


これで得点が伸びないのは、勉強方法が悪いか、もしくは頭が悪いかだ。


まあ頭が悪いのは仕方ないとして(受験老人は試験の才能だけはあると思っていたが)、勉強方法自体が間違っていたとは決して認めたくない。


ただ平均勉強時間は2時間と少なく、しかも英語と国語は直前の付け焼刃である。地理ですら、今まで受けたことがない科目を昨年4月から始めたものだ。


これらの科目にはすごい成果は見込めない。むしろ大失敗をやらかして足を引っ張る可能性大だ。だからこそ、センター試験前にどうしても一度試してみておく必要があった。
 


まず英語。


英語は、これまでの勉強でNext Stageだけは一通り終わらせていたが、そけだけである。


まあ業務でもまあまあ使っているので、実力で勝負だと思っていた。


じっくり読み始めた。文法はまずまず分かったが、それでも分からない問題もあった。適当に○をつける。



だが、驚くべき現象に見舞われた。問題を解いている途中に、突然睡魔が襲ってきたのである。


何たることだ。私のこれまでの人生の中で、試験を解いている途中に眠くなったことなぞ、ついぞなかった。


どんなに前日徹夜しようが、試験を受ける時だけはシャキッとした。これぞ受験老人の真骨頂だと思っていた。


それが今回は違うのである。恐ろしい睡魔だった。
 


長文になると内容が理解できなくなった。同じ文章を何度も読み直した。


そうしているうちに、あっという間に時間が経ってしまっているのに気づいた。


がああああ〜ん。



採点したところ、200点満点中170点しかなかった。文法も、読解も間違っていた。


最後に考えずに○付けしたところもあるが、実力で間違えた部分も多かった。


受験老人としては英語で満点近くを取って、他の科目の挽回を図るという想定だったが、瓦解した。まさに絵に描いた餅だった。(正月らしい??)


そして問題は、この点はリスニングを除いたものであるということだ。リスニングが大の苦手の受験老人は、6割ほどしか見込めない・・・・。



続いて地理。


受験老人の地理の勉強としては、センター試験の過去問題集で2000年くらいから1問ずつ解き、関連部分を村瀬と瀬川の参考書で復習するというパターンを繰り返していた。


これが実戦でどの程度効果があるのか・・・・他流試合である。


解き始めてすぐ、各設問に紛らわしい選択肢がとても多いことに気付いた。解いているうちに、どれもこれもきちんと解けたものはないことが分かった。


そして、設問内容が実に細かいのである。


不安感に苛まれたまま、問題を解き終えた。
 


採点したところ、72点だった。初めてにしては上出来か? そもそも地理選択者ではなく、8か月前は何も知らなかったことを思うと、なおさら・・・・


だが、そうして自分を慰めてみても仕方ない。実際にはこの点数では国立医学部には箸にも棒にも引っかからない。


引き続き、村瀬と瀬川の地理で地道に復習を続けていくしかない。
 


しかし、受験老人が気になったのは、得点のことよりも、たるんだ自分自身の気持ちだった。試験中に眠くなるとは何事かっ。


そういえば、他の科目も、単純な間違いを山ほどしている。何とかならないか。


精神一到、何事か成さざらん。


受験老人には何か精神修養が必要だ。滝に打たれに行こうか・・・・