受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

本が読めなくなったっ!(最近読んだ本)

受験老人は無類の読書好きでもある。しかも小説。特にミステリー物は大好きだ。


私は原則、小説を本屋で買わない。全て図書館で借りている。
しかも家族のカードも利用して、家の近くの図書館と地区センター、それに職場の近くの図書館も利用している。
だから結構、最新刊がほどなく読める。特に地区センターと職場の近くの図書館は、予約する人がほとんどおらず、東野圭吾や池井戸潤などの人気作家でもあっという間に順番が来る。


・・・・小説家の方々には本当に申し訳ないのだけれど、カネがない受験老人にはこのやり方しかない。
その代わり、受験参考書や問題集は買っている。(ブックオフで・・・・。)


このような自粛の時期は、私だけでなく、多くの人たちにとっては最大の読書のチャンスだろう。そう思っていた。


しかし、最近、困ったことが起きた。
図書館が閉鎖されたのである。


まだコロナ騒ぎが起こった最初のうちは、窓口だけが開き、予約した本の受け取りと読んだ本の返却だけはできていた。
ところが最近は完全閉館。どの図書館も地区センターもである。


受験老人は勉強の合間に小説を数ページ読み、そしてまた別の科目をするという勉強をやってきた。いわゆる「小説勉強法」である。
これなら勉強も進む読書も進む。


読者の参考に、受験老人が前回このブログで取り上げた時(2018.12.17)から読んだ本(ただしそのうち古典等は除き、出版から3年以内のものとする)を挙げてみた。
ただ昨年から今年にかけて、えらくはばたばたして、例年より読む本の冊数は大幅に減っている。


図書館が再開したら、ぜひとも、がつがつ、むさぼり読みたい。
本を読むことで、他人の人生を味わえ、お金をかけないで何十倍、何百倍もの人生経験をすることができる。
一冊一冊の本から得られることは少ないかもしれぬが、たくさんの本を読むことで、大きな思想となる。
それが受験老人のモットーだ。  


★★★★★
ノーサイドゲーム(池井戸潤)、死にゆく者の祈り(中山七里)、夏の騎士(百田尚樹)


★★★★☆
笑え、シャイロック(中山七里)、ひとつむぎの手(知念実希人)、希望の糸(東野圭吾)、犯人に告ぐ3(雫井脩介)


★★★★
昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)、姑の遺品整理は迷惑です(垣谷美雨)、時間を止めてみたんだが(藤崎 翔)、木曜日の子ども(重松 清)、シーソーモンスター(伊坂幸太郎)、螺旋の手術室(知念実希人)、本と鍵の季節(米澤穂信)、ふたたび嗤う淑女(中山七里)、女警(古野まほろ)、ノースライト(横山秀夫)、 定年オヤジ改造計画(垣谷美雨)、氷獄(海堂尊)、クジラアタマの王様(伊坂幸太郎)、祈りのカルテ(知念実希人)、老父よ、帰れ(久坂部羊)、罪の轍(奥田英朗)、落日(湊かなえ)、運命のコイン(上)(下)(ジェフリー・アーチャー)、風神雷神(上)(下)(原田マハ)、人面瘡探偵(中山七里)、OJOGIWA(藤崎 翔)、オカシナ記念病院(久坂部羊)、カエルの小指(道尾秀介)


★★★☆
介護士K(久坂部羊)、フーガはユーガ(伊坂幸太郎)、きまぐれ夜食カフェ(マカン・マランみたび)(古内一絵)、静おばあちゃんと要介護探偵(中山七里)、ミステリークロック(貴志祐介)、イダジョ(史夏ゆみ)、嘘ばっかり(ジェフリー・アーチャー)、すぐ死ぬんだから(内館牧子)、中野のお父さんは謎を解くか(北村 薫)、もういちどベートーベン(中山七里)、検事の信義(柚木裕子)、さよならの夜食カフェ(古内一絵)、続・横道世之介(吉田修一)、蒼色の大地(薬丸 岳)、おまえの罪を自白しろ(真保裕一)


★★★みかんとひよどり(近藤史恵)、そして、バトンは渡された(瀬尾まい子)、怪物の木こり(倉井眉介)、崩れる脳を抱きしめて(知念実希人)、いけない(道尾秀介)、夫婦のトリセツ(黒川伊保子)、ライオンのおやつ(小川 糸)、ムゲンのi(上)(下)(知念実希人)、こちら横浜市港湾局みなと振興課です(真保裕一)、イマジン(有川ひろ)、歌舞伎座の怪紳士(近藤史恵) 


★★★
神のダイスを見上げて(知念実希人)、死にがいを求めて生きているの(朝井リョウ)、コイコワレ(乾ルカ)、


★★☆
さよならの儀式(宮部みゆき)