受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

再出発

受験老人は、2年前のこの時期に医学部合格と司法試験合格の両方を目指して勉強を始めたものの、結局、
・昨年の医学部入試 不合格(合格最低点はクリアしていたが)
・昨年の司法試験予備試験短答式 不合格(受験生全体の3分の2の位置)
・昨年の学士入学試験 不合格(1次試験は通過したが)
・今年の医学部試験 不合格(得点開示まだ)
と、何と4連敗である。


おそらく2か月後の予備試験短答式も不合格だろうから、5連敗になりそうだ。
不合格に慣れた。それほど悔しさはない。
だが、それではダメだ。悔しさを持たないと、ずるずる行ってしまう。
モチベーションを持とう。


前回コメントをくれたくろたかさんは次のように励ましてくれた。


「自身が良いと思う方向で良いと思える時間を過ごせるなら
全て正解なのではないでしょうか。
周りを見てください、もっと途方に暮れた同世代の方が沢山おられませんか?
私などから見るとご両親のことがあるにもかかわらず、非常に輝いておられるように思います。 」


重い言葉である。
それとともに、羞恥心が噴き出してきた。
自分は両親の介護や仕事の忙しさ、何種類もの勉強を並行してやっていること等による準備不足を、実は落ちた時の予防線として使いたかっただけなのではないか?
自分は決して輝いてはいない。


だが・・・・
受験老人は、 同年代の人々と比べ、やりたいことはやろうとしている点で、確かに恵まれている。
いったい今回のコロナ騒ぎでどれだけ多くの人たちが路頭に迷うだろうか。
それらの人たちのことを思うと気が滅入るが、自分は会社に再雇用をすんなり認めてもらえただけでもありがたい。
何よりも、病気もせず感染症にもならずに元気に生きていることを、心から感謝しなければいけない。


ここまで書いた段階で急速に眠くなってきた。何を言いたかったのか忘れてしまった。
支離滅裂な文章になってしまった。とにかく本日は寝るしかない。おやすみなさい。