受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

初志貫徹

さて、医学部入試が近づき、また週末は母の介護をしなければならなくなった受験老人ではあるが、せっかく受けるからには、何とか受かる方向で努力したい。


それから、司法試験の予備試験も、まだあきらめたくはない。虻蜂取らずと言われようが、それだけはこだわりたい。


それは私が昨年3月、勉強を始めるに当たって決意した、大前提であるからだ。


初志貫徹・・・・
 


そして、それだけではなく、私は勉強のやり方にも2つの条件を課した。


1.最小限の時間(1日4時間〜5時間)で医学部受験勉強と司法試験予備試験の勉強を両方やる。
2.かける費用は最小限にする。


今までのところ、これらの条件はまずまず果たしてきたつもりだ。


1.については、だいたいこのペースを守ってきた。各科目をまんべんなく20-30分程度ずつ、できるだけ全科目やるということ。


仕事で忙しい時は週末に帳尻を合わせた。


ただ、最近は医学部受験勉強が中心で予備試験のための勉強が少しおろそかになってるが。


2.については、ほとんどのものはブックオフで買いそろえた。しかもその大部分は100~200円で買った。(ゴミに出されていたものを拾ってきたこともあった。)


受験のための本に費やしたのは全部で(医学部受験、予備試験合わせて)3万円くらいだろうか。


一番カネがかかったのはセンター試験、二次試験、そして予備試験への出願費用だった。
そして医学部入試には交通費と宿泊費がかかる。


結局、何だかんだで総費用は10万円を超えてしまうだろう。



ただ、こうした省エネ勉強法をいくら誇りにしようが、結局、受からなければとんだお笑い種である。


しかし、受からない可能性は大なのである。



今のところ、週末は厳しいのだが、それでもまずまずは二次試験用の勉強を進めている。センター試験後、とりあえず、


数学:チャートは最も苦手な数学Ⅲの例題を約270問中230問終わらせた。(数ⅠAと数ⅡBは手を付けていない。)
物理:漆原の88題のうち30題ほど終わらせた。
化学:重要問題集270題のうち60題ほど終わらせた。
英語:ふだんの業務の中での勉強。


ただこのペースでいくと、全く間に合わない。どうするか。



実は、私は、いまだに最初に示した大原則をしつこく守り、予備試験にもある程度の力を投入している。


それから、新聞購読と読書も。(今年に入って小説は6冊ほどは読んでいる)。


さらに、このブログ・・・・。


もっともっと、時間を節約しようとしたら、切れるところとは満載なのだが、どうしても、やめたくない。



我儘放題の受験老人であるが、きっと罰が当たるだろう。