受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

58歳の初老の男が医学部と司法試験の同時受験を決意した

さて、ブログを始めることにする。


現在、私は58歳のサラリーマン。既に窓際で、定年まであと1年半となった。


たいして頭はよくないが、地道にコツコツすることが好きである。


今後のことを考えた。退職しても再就職先はない。


庭の剪定や管理人、駐車場の整理くらいか。


まあそれは仕方ない。


仕事でシャカリキやってこず、専門知識も身につけていない自分には妥当だろう。


もちろん、そんな仕事もいざとなればやるつもりだ。


決してこれらの仕事を馬鹿にしているのではなく、むしろ、サラリーマンとしての私の今の仕事に比べればずっと生産的だ。


しかし何かもっと、知的な仕事に就けないか。頭を使う仕事に就けないか。


どんどん退職日は迫ってくる。



そして、私は決意した。


知的な仕事の両輪である、医学部と司法試験の両方を受けようと。



実は決意したのは半年ほど前で、実際に勉強を始めたのはこの4月からである。もう5か月経ってしまった。もちろん塾や予備校も行っていない。完全な独学である。


このブログを公開すると、おそらく、「やめときな」という声が大部分だろう。いや、100%、相手にされないだろう。無謀であることは百も承知だ。


しかし、私の中では、1年間で、又は2年間で何となく受かる気持ちがある。


先に書いたように、決めたことは、地道に努力して達成するまでやるからだ。


そして、これから受験を通しての私の成長の記録をここに記していきたい。


いわば、日記代わりである。


いろいろ批判はあるかもしれないが、退職後の生き方の1つのモデルになるかもしれない。


うまくいかなかったらいかなかったで、よい失敗例にもなるだろう。


58歳の何も才能もない男が、そして記憶力や理解力まで衰えてきている状態で、


はたしてどれだけ努力ができるか。


これは男としての最後の挑戦である。


(なお、このブログは「はてなブログ」で2か月前から始めているものを転載しているため、日時にズレがあるが、2か月程度で追いつきたい。)