受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

相変わらず変わらない性根

最後にブログを書いてから1週間。「本当に性根を入れ替えねば」というタイトルだった。
しかしそれから1週間・・・・果たして受験老人は変わったか?


全く変わっていない。
私は連休の間、ほとんど勉強していない。いや、できなかった。
いったいどうなってしまったのだろう。


私のブログの読者は、私のことを、アホなことをやっているなあと思いつつも、少しは認めてくれていたのではないかと思う。
それは、とにかく、(目標が間違っていようが)それに向けて地道に努力していく姿勢だ。
受験老人には才能はない。だが自分には努力する才能はあると思っていた。
だが、その自信は最近、もろくも崩壊しつつある。


家に帰り、ぼうっとテレビを見る。そしてスマホ、パソコン・・・・。
実は受験老人、ほんの1年前までスマホを持っていなかった。
だがこうしてスマホを持つようになり、パソコンと合わせて家での勉強時間が失われている。
ユーチューブばかりずっと見ている。


受験老人は、毎日地道に一定の勉強を続け、しかもその方法が間違っていなければ、1年か2年その勉強を続けていればどんな試験でも受かると思っていた。
浪人生が現役生に比べなかなか成績が伸びないのは頭が悪いからではない。
それはきっと、集中している勉強時間が少ないからだと思っていた。
そして、受験老人は、自分こそ類まれなる集中力を持っていると思っていた。


だが・・・・自信崩壊。
何が自分をそうさせたのだろう。
昨年1年間は、少なくとも1日4時間の勉強を規則的に続けられた。ロボットのように。
それが・・・・その1年間で、完全にバッテリーが切れてしまったのだ。


単純に言って、勉強そのものは去年より楽なはずだ。
何度も言うが、昨年、受験老人は受験した医学部の合格者最低点を上回った。
合格者平均点を上回ることを目指しさえすればよい。(同じところを受けるか否か考慮中だが。)
司法試験予備試験は短答式試験で下位3分の1くらいの低いところで落ちたが、まあこちらの方は気楽である。母の看病で最後の追い込みができなかったという言い訳もできる。


だが、それらも、この半年の間、ほとんど全く何もやっていない状態ではどうしようもならない。


それでも、あえて受験老人は、10月10日、締切り最終日にセンター試験を申し込んだ。
そうすれば、いやおうなしに勉強を義務付けられると思いつつ。
昨年と違い、恥ずかしさもなく、郵便局の人との妙なやり取りもなかった。


そして、もうすぐ医学部学士入学の締切日も近づいてくる。


・・・・光明が見いだせるか。
情けない。情けない。情けない。情けない。情けない。


まあこう嘆きながらも、たぶんこの後はぼんやりラグビーを見て、その後熟睡してしまうことだろう。ああ情けない・・・・。