受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

バスでの帰省

今日は有給休暇を取ってまた母の介護に帰ってきている受験老人である。



昨夜、残業をして仕事を終わらせてから、夜行バスに乗り込んだ。


時間と金を節約するためには、この夜行バスを利用するしかないと考えたのである。


バスに乗る人たちを見ても、若者が中心で、私のような年寄りはほとんどいない。



私の席の隣の人も、学生らしき青年だ。彼も節約しているんだろうなあと共感する。


ただ、私が席についてチャート式数学を広げ、計算をやり始めるのを彼はちらりと見た。ちょっと不思議に思ったのかも。私にとっては、人に見られていた方が勉強が進むのだが。


バスはほどなく消灯になり、その後は何もできなかった。この「夜行バス勉強法」にも問題はある。



介護は長い目でやらねばならない。今のように毎週帰省しても、長続きするわけはない。


少なくとも母は身体の方はよくなる兆候を示しはじめたので、またやり方を考えよう。



なお、昨日、ブログを書くのを「自分のため」と書いたのだが、これには、もしかすると批判的な意見の方々も多いかもしれない。ブログを書く以上、読者にサービスすべきだろうと。


だが私は、このことは、自分に対してだけではなく、全てのブロガーに言いたいのである。つまり、読者に過剰に気を遣う必要はないと。


それは、介護と同じである。はりきりすぎると長続きしないのだ。疲れてやめたくなるのだ。


だから、あまりはりきってブログを毎日更新したり、読者を増やそうとして、好きでない記事にナイスを付けたりするのは不要である。これは私ブログの読者にも言いたいし、そして私自身、そう実践していきたい。



ブログを書くのは、いろいろな目的がある。ストレス発散、自己顕示、仲間作り、文章修行・・・・


だが私はここで再び言いたい。どんな目的であれ、あくまで自分のためのブログにしてもらいたいと。ブログに自分自身が振り回されないようにしてほしい。



私はこのブログは、自分を鼓舞するために使わせてもらっている。あくまで自分のためだ。


しかし、そんな私に御意見をくれる読者は皆暖かい。読んで嬉しくなる。好意を感じ、ますますやる気が出てくる。そうした関係を、今後も続けていけたらと思う。だが、読者のために気を遣ったブログの書き方はしないと思うので、その点了解してもらいたい。



さて、昨日~今朝にかけての状況。やはり、まあまあか。朝、バスが駅に着いてから実家に歩いて行くまでの間(一時間弱)、二宮金治郎式勉強法でまずまず進んだ。


      2/13 2/14 2/15
数学残数 470 445 410
物理残数 159 140 134
化学残数 184 171 157
残数計  813 756 701
やった数    57  55


だがこの調子だと全く間に合わない。残りはいよいよあと10日。