受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

司法試験予備試験を今からどう取り組もうか??

さて、受験老人の医学部受験は終了したのだが、司法試験の予備試験が2か月半後に迫っている。


医学部受験の直前は、とてもではないが全く勉強時間が取れなかった。


だから、受験が終わった後は、とりあえず全力で予備試験用の勉強をしている。
 


ただ・・・・まあ、恥ずかしいかぎりだ。


受験老人は、このブログを「司法試験予備試験」の部門にも参加させているが、その中でのランキングがインポイントで2位、アウトポイントで3位になっている。


自分にはこんな順位に来る資格はない。勉強法自体が滅茶苦茶なのである。
 


まず教材。


勉強に使う参考書は、寺本の「憲法」、「民法」、「行政法」を除き、全てブックオフでかき集めたやつである。


基本的に100円〜200円。


しかも司法試験用の本はほとんどない。大部分は公務員試験や司法書士、行政書士用である。マンガも多い。


これからでないと自分には難しすぎて理解できないと思ったからだ。


その方針は、導入としてはまあよいとしても、とても実際の予備試験には太刀打ちできない。特に論文式の勉強は始めてすらいない。


それに、大きな問題。発行年次が古いことだ。法律はどんどん改正されていて、昔のものだと内容が全然違っている部分がある。
 


次に勉強時間。


平均2時間。それで各科目を20分ずつやっていた。それを約10か月。医学部入試前はゼロだった。


しかし、それでは到底追いつかない。これも医学部入試と同様、一日8時間〜10時間の勉強が必要なのだろう。


 
そして、専門家による指導や仲間同士のやりとり。これもゼロである。


他の人のブログで、真剣に受かることを願うなら、やはり予備校に行くべきだろうと書かれてあった。しかもそうしたブログは1つだけでなく、いくつもあった。


当然である。一人でやっていてもうまくいかず、予備校に行けば受かるからこそ、皆、それだけの投資をするのである。



しかし、受験老人としては、当面、予備校に行くカネも時間もない。だから、自分でやるしかないのである。


だが、それだけではない。試行錯誤しながら、自分のスタイルで勉強するのが好きなのである。たとえ回り道になっても。


それで失敗して、はじめて頭を打たれればよい。そう思っている。


それは・・・・今回の医学部受験と同じだ。



さて、現在、私がやっている教材。方向違いかもしれないが、以下、記しておく。なお、毎日どこまでやったか記録したらやる気になるので昨日やったところも記す。(たまたまなのだが昨日から読み始めた参考書も多い。)



憲法:「公務員試験1問1答憲法過去問ノック」1〜10
民法:「国家公務員・地方上級 出たDATA問 民法」No.1〜No.5
刑法:「公務員Vテキスト刑法」第2章1
行政法:「マンガ公務員試験 行政法」第1編第1章
商法:「公務員Vテキスト商法」4〜5
民事訴訟法:「法学既修者認定試験 民事訴訟法」やらなかった。
刑事訴訟法:「法学既修者認定試験 刑事訴訟法」第1編第2章



現段階でこんなものをやっているようでは受かるはずはないが。とりあえず続けていきたい。


今やっている参考書の次の次くらいから、やっと司法試験用の教材を使えるようになるだろう。


まあ、自分の納得するようにやっていきたい。ただただ自分の満足のために。