受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

58歳の何のとりえもない男が、医学部と司法試験を同時に、しかも短期間で合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

1か月かけて計画を練る(司法試験その4)(絶好の講座・参考書に出会う)


そうして無料のネット講座を探しているうちに、ある講義に行きついた。


寺本康之という先生のやっている講座だった。


それは司法試験を対象としたものではなく、大卒程度の公務員試験対策用と銘打っていた。そして、その講義は、市販されている参考書に沿って、1章ごとに教えてくれるものだった。


これしかない、と直感的に私は思った。今までネットで見たどの講座よりも分かりやすく、また網羅的な気がした。


よく考えると、司法試験だけでなく、行政書士、司法書士、それから公務員試験でも法律関係の勉強をして受験するのである。もちろん司法試験のうち論文試験は圧倒的に難しく、そのためには特別の内容を勉強しなければならないだろう。だが、おそらく短答式のための対策には、これら他の試験とも共通する参考書でも当面大丈夫ではないか。それをやった上で、司法試験用の特別な対策をその後やればいいのではないか、私はそう思った。


そして寺本の参考書を探すため、またブックオフ周りをしたが、残念ながら売っていなかった。


仕方ないので、今回の私のモットー(金をかけずに受験勉強する)に反するが、ネットで注文することにした。(中古品は出ていなかった。)


現在出されているのは全ての科目ではなく、憲法、行政法、民法Ⅰ・Ⅱだけ。だから、残りの科目(刑法、商法、刑事訴訟法、民事訴訟法)の参考書は別途、考えなければならない。


とにかく注文。4冊で6000円ほどかかってしまった。しかし、数日後届いた参考書は新品で、いかにも分かりやすく書かれており、私のやる気を大いに高めた。


これなら、予備校に行っているのと同じように、計画的に勉強を進めていくことができる・・・・私は毎日それらをやっていくという、モチベーションとともに覚悟のようなものも生じてきた。