受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~の新着ブログ記事

  • 昔読んで感動した話

    勉強で忙しくなり、なかなかブログを書く時間が取れない。 以下、私が昔読んで感動した話を引用する。著者は私が最も尊敬する方、鈴木健二先生である。年配の方ならこの話もお読みになられた方も多いと思う。 鈴木先生はNHKのアナウンサーを退職されてからも、人生塾を開いたり劇場の館長をされたりしてアクティブに... 続きをみる

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  • 医学部不正入試について思う

    受験老人はそろそろ、医学部受験のためのセンター試験に本腰を入れて取り組まねばならない。(もう遅い?)   今日の朝刊を見ると、こんな記事が載っていた。(以下、私なりに要約した。) 「医学部の不正入試問題により、問題を起こした大学では100人超の追加合格を出す方針だが、その分だけ来春入試の... 続きをみる

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  • 今年受験老人が読んだ本(出版3年以内)

    受験老人は活字中毒で、これまではだいたい3日に1冊の割合で本を読んでいた。特にミステリー物は大好き。 もちろん、高価な本を買う余裕はない。だから、作家には悪いが全て図書館で仕入れている。 家族のものも含め、2つの図書館と1つの地区センターで手配している。すると、結構人気の本でも2か月以内くらいで入... 続きをみる

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  • 数学の才能がなくなった・・・・

    私こと受験老人は、これまで妙な思い込みがあった。 それは・・・・自分は数学だけはできる、という思い込みである。   算数や数学ができると、こいつは地頭がいいんだと皆に思われる。田舎のちょっとした秀才は、そのことでいい気になる。 実際、私は小・中学校を通じ、数学の勉強はほとんどしなかったの... 続きをみる

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  • 現国を10日間で終わらせるぜっ!

    さて、センター試験に向けた勉強だが、これまで全く手を付けていない科目が1科目だけ残っていた。 それは現国。何も準備していなかった。 日本人であるからには、現国は勉強しなくても大丈夫だろう、と昔から思っていた。 40年前の現役時代も、また理Ⅲ受験の時も現国だけは準備をほとんどしていなかった。現国はセ... 続きをみる

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  • 受験老人の能力

    受験老人は、総合的な能力は普通の人々に比べ、ずいぶん劣っている。   物覚えが悪い。人の名前は何度覚えてもすぐ忘れる。 会話していて相手の名前が最後まで出せず、「あなた」とか言ってしまって変な雰囲気になってしまったことも何度もある。 それどころか、相手に会ったこと自体も思い出せず、いきな... 続きをみる

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  • 抹茶スイーツ老人

    12月上旬、出張で京都に来た。 受験老人がこの街を好きなのは他の日本人と同様だが、抹茶が特に好きだ。といっても飲むのではなく、お菓子に混ぜたものはなんでも。 抹茶キットカット(濃い味)、抹茶シルベーヌ、抹茶アラフォート、抹茶ロアンヌ、抹茶カントリーマム、抹茶チョコパイ(季節限定?)、抹茶エリーゼ等... 続きをみる

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  • 人生、急ぐべからずだが・・・・

    このブログもだんだん現在に追いついてきたため、書きためておいたストックがなくなってきた。 それとともに仕事での忙しさも増してきたため、そのうち毎日の更新とはいかなくなるだろう。 それに、勉強とは、そんなに劇的なものではない。確かに結果が出れば、それが合格であれ不合格であれ、センセーショナルである。... 続きをみる

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  • 11月の終わりの状況(その2)

    さて、11月末の司法試験予備試験対策の状況である。   こちらの方は、半分あきらめ感がある。 仕事が忙しくなってきたことに加え、だんだんセンター試験や医学部入試が近づき、そちらに時間を吸い取られている。 せめて2時間半ほどでも勉強時間を確保したいが、それも許されず、せいぜい1時間半。 そ... 続きをみる

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  • 11月の終わりの状況(その1)

    さて、現状に近づいてきた。11月終わりの状況である。 受験老人は、勉強だけはマイペースでできると自負していたが、11月下旬以降はペースダウンがひびき、ほとんど進まなかった。 それでも、少しずつは進んだ。状況を報告する。まず医学部受験から。   (古文)古文単語のゴロゴが終わり、古文読解の... 続きをみる

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  • 大阪城勉強法

    受験老人は先日、個人的な用があって大阪に行った。 大阪には万博以来、何回か来たことがあるが、あまり大阪の名所には行っていない。 今回は仕事ではなかったため、比較的時間があった。そこで、まだ行ったことのない場所の一つ、大阪城を見に行くことにした。   宿から電車に乗って天満橋で降りた。 地... 続きをみる

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  • ペースダウン

    11月下旬・・・・この日記も現在にほとんど近づいてきた。 ここまで遅れ気味ではありつつも、何とかペースを守って進めてきた私こと受験老人の勉強だが、この時期になって、突然、ペースダウンしてしまった。 理由は仕事。   仕事のことは、これまであまり話していなかったが、どっこい私も仕事を持って... 続きをみる

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  • 英語を1か月で終わらせるぜっ!

    少し前に、英会話が全くできないという泣き言のようなブログを書いた。それは事実である。 一方、私は文法には自信があった。 TOEFLが昔の方式だった時には、文法で満点をとったおかげで留学ができた。リスニングが壊滅的状態でも、何とかそれを補えた。 しかし、それからずいぶん時間が経っている。今年3月に試... 続きをみる

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  • 高齢でも本当に医師になれるのか?

    高齢でも本当に医師になれるのか?この問題は受験老人もずっと考えてきた。   高齢で医学部に入学したとしても、頭の働きが悪く、留年を繰り返すだろう。 先生方も自分より年上の学生に指導しにくいだろう。 国家試験に何年も落ち続けるだろう。 体力が続かず、研修で脱落するだろう。そもそも研修を引き... 続きをみる

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  • マンガ勉強法

    この日記も現在にだいぶん近づいた。   11月も中旬になった。いよいよセンター試験まであと2か月になった。だが私はあまり心配してはいなかった。いざとなれば、残り1か月で何とかなると踏んでいた。   だが、心配なのは、やはり司法試験予備試験のことだった。特に、民法が全くと言ってい... 続きをみる

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  • やんごとない方たちとの思い出(その2)

    さて、前回、皇室のコーディネートは大変だという話をした。中でも特に、最高級に大変なのが天皇・皇后両陛下である。 仮に大臣が任期中、突然亡くなったとしても、当面、総理大臣その他の大臣がその大臣ポストを兼任するか、新大臣を任命すればよい。 また、最悪、内閣総理大臣が亡くなっても、選挙するとかで新たな総... 続きをみる

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  • やんごとない方たちとの思い出(その1)

    皇居勉強法のことを書いたついでに、皇室との思い出話を。 まず皇太子さん。(親しみを込めてさん付けで呼ばせてもらう。) 受験老人は皇太子さんと同じ学年である。 私が生まれた年はミッチーブームで沸き返った。 皇太子さんが生まれた後、たまたま家の近くを両陛下の車が通りすぎたことがあった。 皆、日本の旗を... 続きをみる

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  • 皇居勉強法(その2)

    さて、前回の続きである。皇居勉強ウオーキングに出た私は、皇居一周5キロのコースをずんずん歩いて行った。 (そういえば、古文単語のゴロに、「ずんず読む」というのがあった。「ずんず」の訳=「読む」。まさにそれを実践している。)   皇居前の広場を通り、まっすぐな一本道。右側はビル群が連なるが... 続きをみる

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  • 皇居勉強法(その1)

    11月になり、風もずいぶん涼しくなってきた。 実は受験老人、結構仕事も忙しい。このため土日もたいてい職場に出てきている。ワーカホリック気味である。 だが、基本的に研究っぽい仕事であるので自分のペースで進めていける。 普段、勉強をするため平日は無理やり7時くらいで仕事を切り上げている。そのツケを週末... 続きをみる

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  • 10分間勉強法!

    11月になって、私の勉強はフル稼働し始めた。 (医学部受験) ・古文 板野ゴロゴ古文読解(1章ずつ読む) ・漢文 板野ゴロゴ漢文、一問一答(2pずつ読む) ・地理 村瀬地理、瀬川センター試験地理(センター試験過去問をやり関連部分を読む) ・数学 数学(ⅠA、ⅡB、Ⅲ)(カード式勉強) ・化学 大宮... 続きをみる

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  • 10月の終わりの状況(その2)

    さて、10月の終わりの司法試験予備試験の勉強の状況であるが・・・驚くほど進んでいなかった。 9月の終わりの段階では、刑法と憲法の2科目については、最初取り組んでいた本を読み終えていた。だが、理解は圧倒的に不足していた。 だから、それぞれ、インターネットの無料講座を聴いたり、公務員試験用の問題をした... 続きをみる

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  • 10月の終わりの状況(その1)

    10月になり、センター試験の願書を提出した後も、引き続き勉強を続けた。 日に日に涼しくなり、だんだん過ごしやすくなってきた。ただし、勉強の調子がぐっと上がるかというと、そうでもなかった。 若い人の場合、急に視野が拓け、理解が進み、成績がぐっと伸びるということはあるかもしれない。 私の場合もそうだっ... 続きをみる

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  • 恥ずかしい出願

    さて、10月になると、いよいよセンター試験の出願が始まった。 出願のための資料は、9月に学会があった時、ある大学で入手していた。守衛さんのところでもらえたのだ。 さて、それからいざ出願しようとして、大変なことに気づいた。 ・・・・高校の卒業証明書が必要だというのである。 今の今まで気づかなかった。... 続きをみる

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  • なんでこんなに英会話ができないの??(その4)

    こうして、海外には何年もいたにもかかわらず、結局私は英語は上達しなかった。 日本に戻って来て、英検準一級の試験を受けた。 すると、筆記試験はなんなく通ったが、面接試験で見事に落ちてしまった。案の定。 しかし、とにかく受からないと面目がたたない。面接の内容は4コマ漫画を見て、それを英語で説明するとい... 続きをみる

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  • なんでこんなに英会話ができないの??(その3)

    さて、前回述べたような事情で、私は2年半ほど、ドイツ語圏にある国際機関に勤めることになった。 だが、恥ずかしながら英会話能力は散々だった。 1対1なら、何とか自分の意思を伝えることができるようになった。そして相手の話が分からない場合にも、繰り返して聞いて何とか理解した。 ところが、3人以上の会話や... 続きをみる

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  • なんでこんなに英会話ができないの??(その2)

    さて、留学から戻っても私は英語の勉強は続けた。 English Adventure等の教材、English JournalやCNNニュース等の雑誌、Magic Tolkers等の機器も買った。 真面目に聴き続けた。しかし・・・・私の英会話力は全くと言ってよいほど上達しなかった。 そして、まずいこと... 続きをみる

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  • なんでこんなに英会話ができないの??(その1)

    これまで入試英語のことは全く書いていなかったが、実は全く準備していない。 それで大丈夫か、自信はない。 では私は英語が得意なのかというと、外面的には、得意なように見える。 それは、昔の時代の英語の勉強法をしてきたおかげだ。つまり、文法と単語である。 単語だけは昔から、めちゃくちゃ覚えた。英語に関し... 続きをみる

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  • 9月の終わりの状況(その2)

    さて、9月末の司法試験(予備試験)の勉強の状況である。 一言で言って、なかなかはかどっておらず、やったところの理解もしていなかった。 なんせ、言葉が覚えられないのである。 大学入試で古文単語をゴロで覚えるのとえらい違いである。(そちらの方はすいすい覚えることができていた。) おそらく、司法試験その... 続きをみる

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  • 9月の終わりの状況(その1)

    さて、その後はまずまず順調に進めてきた。この日記もだんだん現在に近づいてきた。 9月の終わりの時点での状況を述べる。 (医学部受験) ・数学  カード式で数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの問題をやり続けていた。 正確に覚えていないが、たぶんこの時点で1周分がちょうど終わったくらい。簡単な問題は、あっという間に... 続きをみる

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  • 勉強時間が足りないっ!

    医学部入試については、数学、物理、化学、地理の4科目を続けてきたが、9月になると、次第に焦り始めた。 つまり、このまま、この4科目しかやらずに、そのまま来年1月のセンター試験に突入してしまうのか、ということ。 まだやっていないのが国語(現国、古文、漢文)と英語。 まあ、現国は素で解けば何とかなる。... 続きをみる

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  • やっと司法試験は第5科目目に突入

    さて、司法試験予備試験である。 短答式試験に必要な科目は御存知のとおり、7つある。 憲法、行政法、民法、民事訴訟法、商法、刑法、刑事訴訟法 このうち、私は4月終わりから勉強を始めていたものの、8月終わり頃まで、4科目しか手を付けれていなかった。 すなわち、憲法、行政法、民法、刑法の4科目である。 ... 続きをみる

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  • 私はフィギュアスケートの金メダリスト♪♪

    今回のグランプリシリーズでの羽生選手はまた一段と凄みを増した。 ショートでの最高点、そしてケガをして臨んだフリーでも、ぶっつけ本番でプログラムを変えたにもかかわらず、そつなくこなして圧倒的に勝利した。 よくぞ、この世の中にフィギュアスケートという種目ができ、またその申し子のような羽生選手が、宿命と... 続きをみる

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  • 地理を読み終えたっ!

    8月の終わりになり、地理を何とか一通り、読み終えた。 5か月もかかった。というのは、分からないところはもう一度前に戻って、勉強していたからだ。 それに、瀬川と村瀬という、2種類の参考書、計4冊分を同時並行で進めていくのも大変だった。 でも、これらを一緒にやったおかげで、まず瀬川でとっかかりを作り、... 続きをみる

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  • とにかくやるしかないっ?!

    さて、司法試験予備試験の短答式試験の過去問を見て、大いに打ちのめされた私だったが、とにかく何とかしなければと考えた。 刑法は、現在勉強している他の科目(憲法、民法、行政法)と違って、寺本のインターネット講義がない。 だから、自分で勉強するしかなかったのだが、やはり、それは独りよがりになり、理解も完... 続きをみる

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  • 甘すぎた・・・・

    そうこうしているうちに、8月の終わり頃になって、「郷原の刑法」を読み終えた。読了したのはこれで3冊目である。 もう4月からは5か月経っている。それでも、まあ1科目がとりあえず終わったというのは嬉しい。 ただ、理解はあまりできていない。他の科目のように、寺本の本と別の本の2冊を同時に読み進めているわ... 続きをみる

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  • いつか不老不死になれる?

    昨日、家を出がけにテレビを見ていると、外国で顔面移植をした少女の話がニュースになっていた。 ちらりと見ただけだったので正確ではないが、だいたい以下のような話。 その少女は思い悩むことがあり、自殺を図ろうとして自分の顔を正面からピストルで撃った。 (あいにく?)弾は脳に達さず、その少女の命は助かった... 続きをみる

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  • 1冊読み終えたゾ!

    司法試験の勉強はどうかというと、あまり効率は上がらなかったが5月からの勉強を続けていた。 そして、8月の始めになって、やっと本を1冊、読み終えることができた。 それは、「寺本の民法Ⅰ(総則・物権編)」だった。わざわざ楽天で正規の値段で購入した5冊の本のうちの1冊だ。 寺本先生の語り口は非常にマイル... 続きをみる

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  • 我々は死と隣り合わせに生きている

    さて、前回のメルマガで、血圧が高くて死にそうだ(上170、下130)、という話をしたのだが、今回はその続きを。 節制生活を始めた。 毎日昼は、これまでのバイキングまがいの大食をやめ、納豆(タレをつけない)、もずく、わかめ、ヨーグルト、そして無塩野菜ジュースに代えた。 常識を超える量を食べていたスイ... 続きをみる

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  • 実は受験老人はいつ死んでもおかしくない身体なのだ

    血圧132・・・・。 これって、高いと思うだろうか? まあ、少し高めだが、正常の範囲内だと思う人たちが多いだろう。 しかし、これは私の下の血圧である。上の方は170以上ある。 ある時人から血圧計をもらったのだが、ずっと家でほこりをかぶっていた。 数か月前、何かのついでに取り出して計ってみたところ、... 続きをみる

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  • 秘策を編み出す!

    さて、私が絶対に効率よく勉強するために、ブックオフで何を買ったか? ・・・・実は、半分もったいないと思いつつ、これまで買った参考書と全く同じものを、もう1冊ずつ買ったのである。 すなわち、以下のものである。 ・数学:チャート式数学(ⅠA、ⅡB、Ⅲ) ・物理:漆原の物理(力学、波動、電磁気) ・化学... 続きをみる

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  • 第一段階が終わるも全く理解できていないっ!

    さて、医学部受験を目指した私の勉強は、当初の計画とは遅れたものの、7月中に第一段階が終了した。だいたい4か月かかったわけだ。 第一段階とは何かというと、 ・村瀬の地理(系統地理、地誌)、瀬川の地理(系統地理、地誌) ・数学のチャート(数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ) ・漆原の物理(力学、波動、電磁気学) ・... 続きをみる

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  • 勉強で眠くなる時には・・・・

    私の勉強は、約2か月ほどの間は順調に進んできたのだが、夏のはじめごろになって、中だるみを迎えた。 まっこれは誰でも陥ることだろう。勉強があまり進まなくなってきたのだ。 だんだん学ぶ量が増え、蓄積され、頭に入らなくなってきたのだ。そして勉強をすると眠くなるのである。 かつては、私はいったん目的を設定... 続きをみる

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  • 受験アスリートの大量出血

    今年の夏は暑かった・・・・。うだるようだった。 私の職場も夏になるとクールビスが許されたが、私は思いっきりラフな格好をした。 もちろん、職場の外の人と会う時はきちんとした格好をしなければならない。失礼だからだ。 だが、そんな予定が入らない時は、できるだけ軽装。ユニクロで買ったペラペラのズボンと、一... 続きをみる

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  • 実感した勉強の2つの法則

    私は、勉強をする上で、これまでの経験からその効果を実感した2つの法則がある。 まだ医学部にも司法試験にも合格していないので偉そうなことは言えない。だが現時点での私の実感である。 1つは、「継続は力なり」。 これは言葉のとおり、毎日やるのである。少しずつでもいい。毎日続ければいつの間にか大きな力にな... 続きをみる

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  • 自己責任

    何年か前のことである。日本人のジャーナリストが海外でテロリストに拉致され、殺されるという事件が起こった。 私がそのころやっていたメルマガで「危険なところにあえて自分で行ったのだから、自己責任だよね。」と何気なく書いたところ、ある知り合いから猛烈な反発を受けた。 その人は、マスコミの人でも、人道主義... 続きをみる

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  • 記憶力の衰えをどう補うか?

    記憶力の衰えを補うために、私が取った方法・・・・ 確かに、前回のところを、次の日もう1度読んで復習するというのも1つのやり方だ。 だが、同じ内容を繰り返しても、真に理解が進まないかもしれぬ。 そして、ある方法を思いついた。 そうして私は、再びブックオフを回ることにした。 そこで、参考書を探したのだ... 続きをみる

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  • やっぱり老化には抗えないか・・・・

    とにかく、法律や地理という、私にとっての新しい科目が全然覚えられなかった。 やっている時はある程度、理解したつもりなのである。 だが、翌日になると、前の日に覚えたことをころりと忘れているのである。 自分はどこまでやったのかさえも思い出さない。 ラインマーカーを引いた跡が残っているからまだしも、それ... 続きをみる

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  • 頭が確実に悪くなった!

    そうして、私はひたすら、勉強した。 仕事もあるが、その合間を縫うようにして。 とにかく、毎日8科目、少しずつでも、意地でもやり通そうと思った。 勉強は、新鮮だった。 医学部受験に関して言えば、約35年ぶりの勉強である。懐かしい。 そして、どの科目も、初めの方は導入で、簡単なもの、基本的なものから入... 続きをみる

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  • 今が青春!?

    そうして、私は勉強をとりあえず、軌道に乗せた。 4月末になると、寺本の3冊の参考書が届き(これだけはブックオフで見つからなかったため楽天で注文した)、司法試験の勉強体制も整った。   司法試験は、7科目。このためまず4科目を仕上げようと考え、寺本の3冊(憲法、民法、行政法)に加えて、刑法... 続きをみる

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  • 電車内恥かき勉強法?!

    1日4時間の勉強・・・・それをいかに確保するか。 前回述べたように、自宅と駅の間等の二宮金次郎式勉強法で数学の勉強時間を1時間近く、確保できた。 少なくとも数学はこれで安心だった。 しかしそれ以外の勉強科目がまだ7科目ある。 私が次に目を付けたのは、電車内の時間だった。 もよりの電車の駅から職場ま... 続きをみる

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  • 二宮金次郎式勉強法?!

    とにかく、どうしても勉強時間を確保しなければならない。そのために私が編み出した方法・・・・ それは二宮金次郎式勉強法、つまり、歩きながら勉強するという方法である。 言っておくが、これは現代においては不謹慎なやり方である。 金次郎の頃のようにのどかな時代・場所ならともかく、歩きスマホの害が声高に叫ば... 続きをみる

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  • なかなかはかどらないっ!

    とにかく私の考えは、勉強時間さえきちんと確保すれば、何とかなるというものだ。 そして、それを継続すること。1日1時間でも、30分でも。 しかし、この「確保する」というのが意外と難物なのである。 その第1の敵は「疲れ」である。 年をとったせいか、とみに集中力が続かなくなってきた。同じことを1時間もや... 続きをみる

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  • いよいよ勉強を始める

    さて、4月に入り、計画を立てた後は、私はとにかくマイペースで、教材に取り組むことにした。 まず司法試験について。 まだ寺本に取り掛かる準備ができないうちは、家に戻ってから無料の映像の入門講義を聴くことを繰り返した。 とにかく、司法試験は私にとって、得体のしれない怪物のように思えた。だから、まず、イ... 続きをみる

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  • ある結婚式で

    これは今から30年近く前の話である。 それは私の出席した結婚式の中でも最も豪華な結婚式だった。出席者には国会議員、しかも著名な議員が並んでいた。 代わる代わる祝辞が述べられた。 その中で、ある方の祝辞に、強烈な印象を受けた。 それは、当時内閣総理大臣を務められていた、中曽根康弘さんのお話だった。 ... 続きをみる

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  • さあて、1日8科目がんばるぞ!

    4月からやることをまとめてみると、以下のようになった。 (医学部受験) ・数学:チャート式(ⅠA、ⅡB、Ⅲ) ・化学:大宮(理論、無機、有機) ・物理:漆原(力学、波動、電磁気) ・地理:村瀬(系統地理、地誌) (司法試験受験) ・憲法:寺本 ・民法:寺本 ・行政法:寺本 ・刑法:? この体制で9... 続きをみる

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  • 1日の勉強時間をどうやって作ろうか?

    さて、勉強を始めた4月に戻る。いよいよ本格的な勉強開始である。 一日の勉強時間をどうするか、考えた。 これまで、4時間だと書いてきたが、それは最低限でも4時間、という意味である。 私が1日で最大自由になる時間を考えると、 ・起床後、出勤まで 2時間 ・出勤時間(行き・帰り)計2時間半 ・帰宅後、就... 続きをみる

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  • 祈ります。

    私はこの「受験老人日記」を、あくまで自分のために書いてきた。この日記を書くことで、今までの自分の人生を振り返り、また、カミングアウトすることで、自分を鼓舞しつつ勉強できると考えたからだ。 それでも、私のブログを見てくれている人たちがいればうれしく、「nice」のボタンを押してくれる人たちにも励まさ... 続きをみる

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  • 医学部入試で高齢の受験生を差別するのは正しいか?

    今さら大上段から言うのも恥ずかしいが、今回は高齢者の受験問題について、私見を述べる。 御存知のように、医学部の入試では男女差別が問題となった。だが、あわせて多浪への差別も問題となった。 文科省の調査により、得点を加点したり減点したりして多浪生に差別を行っていた大学はやり玉に挙げられた。 大学側の言... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(司法試験その4)(絶好の講座・参考書に出会う)

    そうして無料のネット講座を探しているうちに、ある講義に行きついた。 寺本康之という先生のやっている講座だった。 それは司法試験を対象としたものではなく、大卒程度の公務員試験対策用と銘打っていた。そして、その講義は、市販されている参考書に沿って、1章ごとに教えてくれるものだった。 これしかない、と直... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(司法試験その3)(無料のインターネット講座を聴く!)

    司法試験のわかりやすい参考書がブックオフで見つからない。さてどうするか。 そこで私が考えたのは、インターネットで司法試験講座の動画を見つけることだった。無料で聴けるやつを。 やはり、本を読んで勉強するのはしんどい。映像授業でいいので、人から教わることで、自然と勉強ができるし理解が早い、と思ったのだ... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(司法試験その2)(ブックオフで参考書を売ってない!)

    さて、予備試験では7つの試験科目の勉強をしなければならない。 これをどうやったら効率的にできるのか。しかも1日2時間の勉強時間で。 人に言ったら笑われるだろう。だが、何としても、当面の勉強時間はこれだけでやるしかない。 受験老人は、カネも、そして時間もないのだっ。 だが、大学受験と違い、司法試験は... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(司法試験その1)(司法試験のしくみ)

    (以下、「予備試験のブログ」の読者の方は当然御存じの内容である。また私自身がこれから何回かにわたりお話する勉強法は、なんじゃこれ、と言えるほど稚拙なものである。だが、受験老人はこの方法で始めたのである。)  さて、司法試験の勉強である。これについては、さっぱり土地勘がない。 だから、それ... 続きをみる

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  • セコすぎる話(ゼロ円勉強法)

    私こと受験老人は、参考書等をブックオフで買うことを基本にしている。 高い金を払って新品を買っている方々からすると、セコい話だが、まあこれをモットーにしているのだから仕方ない。 しかし、さらにセコい話がある。 ブックオフにも、高い本と安い本がある。私が買うのはだいたい100円か200円の本だ。 そう... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(医学部受験その4)(参考書を決めた!)

    子供たちの話を参考にしながら、4月から始めるための参考書を決めた。 分かりやすいというのが第一条件。でないと必ず途中で挫折する。 そして、私が考えたのは、少なくとも数学と理科については、その参考書に含まれている問題量が多いというのが条件。その理由はまた後で。 4月の最初から進めるのは、数学、理科(... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(医学部受験その3)(1日2時間の勉強でどうやるか)

    さて、じゃあ国立医学部受験に向けて、具体的にどうするか。 これは今年3月の時点で考えたことである。 まず、主だった参考書を一通り読むこと。これを5月か6月までにやってしまおう、と思った。 もちろん、それだけでは全く実力がつかないと思う。本当に実力がつくのは問題演習だ。 私はその大切さはよく分かって... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(医学部受験その2)(社会をどうするか)

    社会の勉強はどうするか。 社会は、センター試験でのみ必要だ。 だが、センター試験は、東大などではともかく、普通の国立大学では結構大きな比率を占める場合もあり、おろそかにすることはできない。 私が東大を受験したのは、まだ共通一次になる前で、一次と二次の試験だった。 そして理系でも、社会は2科目選択し... 続きをみる

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  • 1か月かけて計画を練る(医学部受験編その1)(理科をどうするか)

    わずか1年間の勉強で医学部と司法試験の両方に受かるためには、あまり時間的余裕がない。 特に、私は塾や予備校に行っていないので、勉強の方針は自分で立てなければならないが、それを間違えたら取り返しがつかない。 このため、まず私は今年3月に、1か月かけて、勉強をどのようにしてするか作戦を練ることにした。... 続きをみる

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  • 受験老人には塾や予備校に行く余裕もないし金も時間もない

    (昨日、現在の気持ちを正直に書いた。今後はまた、勉強を始めることを決意した頃(3月)の自分に戻り、これまでの経緯や心の動きを書く。前後してしまい申し訳ないが、既にその頃から経験したことや考えてきたことをいくつか書き溜めてきているので、現在の時点に追いつくまで、今後何十回かにわたり、それを掲載してい... 続きをみる

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  • はっ、恥ずかしい・・・・

    昨日、予備試験の論文試験の発表があった。現在の気持ちを正直に書く。 私は少し前から、予備試験のブログの中で、司法の犬さんの「予備試験を独学・1年で受験してみた」のブログに注目していた。 彼もたった1年間の勉強期間で、しかも予備校へも行かず、金のかかるネット講座も聴かずに、独力で予備試験に受かろうと... 続きをみる

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  • 敵を知り己を知れば百戦危うからず

    孫子の名言に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というのがある。 正確にはこうだ。 「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」つまり、 ①敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。 ②敵情を知らないで味方... 続きをみる

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  • さあ計画を立てよう!

    このブログの開始以来、50回余りを、これまでの私の半生、それから、どうして私がこの歳で医学部と司法試験を両方目指すかという理由の説明に費やしてきた。 意外と長引いてしまったが、まあ、一通りは説明ができたと思う。 私は既にこの4月から、両方の合格を目指して歩み始めている。既に6か月以上経っている。自... 続きをみる

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  • T医大のこと

    先日、連休中の1日を利用して、T医大であったあるワークショップに出席した。 世界生命倫理デ―の記念行事だとのことで、講演と抱き合わせで、参加型の研修が行われることを知った。 参加は無料というので、貧乏で好奇心の強い受験老人は、思わず申し込んだのだ。 研修は、医療機関が患者の治療を行う際、はたしてそ... 続きをみる

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  • 自分自身への挑戦

    これまで何回かにわたり、私が医学部や司法試験を目指す理由を書いてきた。 だが、実は、これらのさまざまな理由よりも、底に流れている、ある感情がある。 それは・・・・自分自身への挑戦であり、ロマンを求める気持ちである。 私の年代は、マンガとともに育った人も多い。私もそうである。 私の好きだったマンガは... 続きをみる

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  • 私が医学部と司法試験を両方目指す理由(医療裁判、医療小説)

    実は、私が医学部と司法試験を同時に目指す理由は単なる見栄や高齢者の星となる以外にもある。 それは医療裁判での患者の弁護である。 頭脳王の河野氏が東大理Ⅲと司法試験合格を両方果たした理由を聞かれ、そのように答えたのを聞き、なるほどと思った。 前にも書いたが、私はある大学病院で目の手術に失敗した。 そ... 続きをみる

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  • 私が司法試験を目指す理由(一目置かれたい)

    私が司法試験を目指したきっかけは、極めて浅薄な考え方からである。 退職後、再就職できないのではないかという不安は大きい。 だが、ありきたりの仕事はしたくない。やりがいもあり、人からも尊敬されるようなことができないか。 司法試験なら、おう、すごいと皆が誉めてくれるのではという、極めて幼稚な考え方から... 続きをみる

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  • ノーベル賞と2人の友だち

    今年もノーベル賞の季節を迎えた。 日本は昔、科学技術基本計画という5年毎の計画で、50年間に30人ノーベル賞受賞者を輩出させる旨の目安を立てたことがある。 最初は荒唐無稽な計画だなあと思っていたが、2000年以降、あれよあれよと毎年のように日本から受賞者が出た。 そして、そのペースはまずまず維持さ... 続きをみる

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  • 私が高齢で医学部を目指す理由(高齢者の星になりたい)

    医学部を目指す理由のひとつは、高齢者でも医師として働けるということを示し、高齢者の星になりたいということである。 高齢者は、退職後に再雇用で働くと給料がガクンと落ちる。たとえ能力やスキルが若い現役世代を上回っていても。 そして、そんな高齢者が働く場所は、駐車場整備、守衛、庭の剪定等、単純なものに限... 続きをみる

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  • 私が高齢で医学部を目指す理由(人の役に立ちたい、医師への不信感)

    医師の志望理由は複雑で、一言では説明できない。 だが、私には人の役に立ちたいという気持ちがある。 もちろん、人の役に立つ職業はいろいろある。多かれ少なかれ、ほとんど全ての職業は人の役に立つものだろう。 しかし、医師ほど直接的に人の役に立ち、感謝され、尊敬される職業は他にない。 私はかつて、大震災直... 続きをみる

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  • 私が高齢で医学部を目指す理由(見返してやる、老後の資金)

    今回からは、少し冷静に、高齢での医学部・司法試験の受験について考察していきたい。 まず、私が医学部を目指す理由はいろいろある。 断っておくが、これは面接対策用に書くものではない。だから突っ込みどころ満載である。 しかし、ここではあくまで自分の原点を明らかにしておきたい。 まず、最初に書いたように、... 続きをみる

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  • 本庶先生のこと

    このブログは今後1日1本を基本とすると言ったが、緊急投稿させてもらう。 本庶先生のノーベル賞に、心からおめでとうと言いたい。 私が本庶先生に初めて接したのは、今から30年くらいも前のことだった。 行政をやるようになってすぐ、私は免疫系の研究推進方策作りを任された。 そこで当時の有名な免疫の先生を集... 続きをみる

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  • 人生の選択

    行政職と、企業の研究所の最終面接が同じ日になってしまった。 行政職の方が面会時間が早く、企業の方がそれから1時間後にあった。 両方とも行くわけにはいかない・・・・。 片や行政、片や研究。さて、どちらを選ぶか。 国の試験を通った行政職というのは、一般に、キャリアと呼ばれるエリートである。(ただし当時... 続きをみる

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  • わずか1か月の勉強で国の試験にも・・・・

    正確な時期は忘れたが、大学院の修士2年の夏休み頃から、私は自分の研究について悩むとともに、将来の進路について悩み始めた。 このまま博士課程に進学して、本当に立派な研究者になれるのかという疑問が頭をもたげた。 それよりも、そもそも自分は研究が好きなのか、一生の仕事としてやっていけるのかという疑問がわ... 続きをみる

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  • 医師の研究者ってズルい?

    このブログでは私の大学院時代の話をしているが、ちょっと休憩。 私が先日、出席した学会では、研究者に留学を勧めるセッションがあった。 日本学術振興会の特別研究員とか、ヒューマンフロンティアとか、その他財団から奨学金をもらったりすれば、何とか自分の腹をいためずに留学できる。 そうして進んだ海外の研究室... 続きをみる

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  • 大失態 その2

    超遠心分離機の前でもじもじして何もしないでいた私を不審に思ったのだろう。N先生はつかつかと超遠心分離器に近づき、中をのぞき込んだ。 一瞬で事態を把握したN先生は、鬼のような形相に変わった。 そして言った。 「○○君、君が遠心分離機を壊したこと、これは信じられないミスであり、もっと気を付けて実験をし... 続きをみる

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  • 大失態

    私はがん細胞の正常細胞への分化に伴うがん遺伝子の発現状態の変化を突き止めたことで、またまた有頂天になった。 それを研究所の中で発表すると、皆、面白いと言ってくれた。 まさにそれは私が自分自身の発想で行ったことだった。だから、論文を書いても私自身が筆頭著者になれるぞ。そんなことまで考えた。 だが、そ... 続きをみる

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  • 大挫折と再起

    さて、がん専門家会合から意気揚々と帰ってきた私は、自分を栄光へ導いてくれる、培養されているがん細胞を見た。 おや・・・・ その細胞のプレートを顕微鏡で見ると、表面にたくさん細かいゴミのようなものが浮かんでいた。 コンタミ(細菌やカビなどで汚染されること)だった。しかも、細胞を増やしたどのプレートを... 続きをみる

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  • 新たながん遺伝子発見か?

    がんの研究を始めた私は、夢中になった。 やり方はこうである。(ちょっと難しい話になる。) マウスの細胞を培養し、そこに人のがん患者から採取したDNAをバラバラにしてふりかける。バラバラにされたDNAの中には、それぞれがん患者のいろいろな遺伝子が含まれている。(ちなみに人の遺伝子は2万2,000ほど... 続きをみる

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  • がんの研究を始める

    私は晴れて大学院生になり、ある研究室に所属した。 私がその研究室を選んだのは真核細胞を用いた分化の研究をやっているからだった。だから老化にも大いに関係していると思ったのだ。 進学先の指導教官は、当時は人気の雑誌 「週刊プレイボーイ」でも対談を行う等、有名な先生だったが、その先生は私にこう言った。 ... 続きをみる

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  • 全ての生物学・医学研究は不老不死に通ず

    「週末は実験を手伝ってもらいたい。」 そう、先輩にすがるように言われた時、私の気持ちは大きく揺れ動いた。 秘密裏に進めてきた東大理Ⅲ受験をどうするか。 せっかくここまで勉強してきたのだ。自分を試してみたい。 と、先輩の要請を断る気持ちの方が強かった。 しかし、先輩のすがるような態度を見ると、私とし... 続きをみる

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  • やっぱり東大理Ⅲを受けるんだ!

    さて、ひそかに東大理Ⅲ受験をもくろんでいた私は、その後も受験勉強を続けていた。 勉強するのが楽しかった。問題が面白いように解けるし、何ら義務もない。 落ちれば大学院に行けばいいだけだ。 まあ、これは私の現在の状況に似ているだろう。ただ、再就職先がまだ決まっていないという点は大いに異なるが・・・・。... 続きをみる

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  • 院試には受かったものの・・・・

    院試では、一年間の勉強の成果をすべて出した。 ドイツ語は結構できた。 なんせ、そのために「ドイツ語単語トレーニングペーパー」を買い込んで、1000語を完璧に覚えたのだ。 そして問題の生物や化学の試験では、ミカエリスメンテン式の応用等、面白いようにできた。 問題の内容はほとんど忘れたが、確かアセチル... 続きをみる

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  • 東大理ⅢにA判定?!

    私の院浪時代の話を続ける。  私が東大理Ⅲの受験も併せてやろうと決意したのは、確か3月頃だったと思う。 まず、ものは試しにと、二次試験の模試を受けてみた。駿台か河合塾のものだった。 当時はセンター試験ではなく共通一次と呼ばれていたが、それはとても簡単なものだった。それに東大は共通一次と二... 続きをみる

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  • 大村智先生のお話

    昨日、ある学会で大村智先生の講演を聴いた。2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞された科学者だ。 2000年以降、日本でのノーベル賞が量産されたため、もう名前を憶えていない人も多いかもしれない。でもその成果が人々や社会のためになったというと、この人が随一ではないか。 以下、ちよっと長くなるが、私... 続きをみる

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  • 東大理Ⅲも受けてみようか?

    私は、次こそは院試に受かるべく、じっくり考えた。 実は本郷にあるその生物系学科は、進学振り分けでの偏差値は極めて高かった。 全部の学科のうちでも1位か2位にランクされていた。 1年生の丸1年間を棒に振り、専門課程ではかなり生物系を勉強したと自負した私も、 それは相当レベルが高かったのだ。 そこで、... 続きをみる

  • 原理研

    私はファインマンに傾倒したものの、不老不死の薬を作るという夢はあきらめたくなかった。 そこで、私はひとつ目標を立てた。 その時所属していた学科は、幅広くいろいろな学問を習得できる、いわゆる教養を身につけるための学科だった。 だが、大学院は、もっと専門的に不老不死のことを研究したい。 今の学科にずっ... 続きをみる

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  • 不老不死の薬とファインマン

    東大で専門課程に進学した私だが、少し方向性が定まってきた。 それは「不老不死の薬を作る」というものだった。 また途方のないことを・・・・と思われるかもしれない。 だが私は結構真剣だった。 両親が年をとって死んでいくのが耐えられなかった。 人間は、せっかく富や名声を築き、愛情を獲得しても、死によって... 続きをみる

  • とにかくやるしかないっ!

    とにかく、2年生になって、授業に出よう、と思った。 1年生のときは前期・後期とも悪い成績しか取れず、進学振り分けでどこにも入れないどころか、留年してしまうピンチを迎えていた。 これから巻き返すしかない。しかしどうするか。 まずは授業に出て、少しでも分かることをノートに書き留めること。 それから、分... 続きをみる

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  • 挫折からの脱出

    授業に全く出ないまま、1年生が過ぎようとしていた。 自分はこの後、いったいどうなってしまうのだろうか。 まるで他の人たちとうまくやっていけないのだ。 劣等感、落伍感、倦怠感、憂鬱感・・・・ありとあらゆるネガティブな感情が脳の中を支配していた。 それから、他の奴らが東大生であることばかりを鼻にかけ、... 続きをみる

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  • 東大生にはなったけれど

    私は上京した。 受験まで一度も東京に来たことがなかったため、全てが新鮮だった。 だが、本当は不安の方が大きかった。 自分は今までは、生活面がだらしなくても、勉強ができるということで皆にアピールすることができた。 しかし、東大生は皆勉強ができる。私には皆に誇れる取り柄がなかった。 私は劣等感に苛まれ... 続きをみる

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  • 東大受験・・・・その結果は?

    今から40年前の大学入試には、センター試験やその前身の共通一次試験がない代わりに、東大だけは大学で一次試験と二次試験を設けていた。 一次試験はマーク式で、完全に足きりだったが、理科を2教科、社会を2教科受けなければならなかった。 私は社会の勉強はほとんどしておらず、一応、日本史と世界史を勉強してい... 続きをみる

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