受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

漢字テストで零点!


このところ、このブログの題名とちがって、私の小さい頃の勉強についての話に終始しているが、引き続き。


私が小学校4年生の時のことである。


私の担任の先生は、国語の単元がひとつ終わる都度、漢字の10問テストを実施した。


学期のうちに10回行い、学期の終わりには合計点の成績優秀者を表彰した。



私は相変わらず、ほとんど勉強というものをした覚えはなかったが、それでも、まあまあ良い点をとれ、1学期の時はクラスの中で5番くらいだった。


だから、2学期はもっとがんばってクラスで1番になってやろうと思った。



そして、2学期になると、私は最初からずっと満点を続けた。


これなら1番になって表彰されるぞと、私はひそかにほくそ笑んだ。


そして最後のテスト・・・・私は満点を確信した。


だが、返された答案を見て私は自分の目を疑った。


何と零点。なんでやっ!



先生は私を見て冷ややかに言った。「あなた、答案用紙に名前を書かなかったでしょ!」



私は抵抗した。たったそれだけのことで零点というのはないだろうと。


だが先生は判定を変えなかった。


このため、私の順位は大幅に落ち、表彰すらされなかった。


落ち込む私に、先生は追い打ちをかけた。(以下次回)