受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

白寿祝い

受験老人

(8月3日)

・簿記:ふくしま商簿ー(復)外貨換算(上下)

・宅建:まんが宅建士ー(復)借地借家法①、債権譲渡、債務不履行

・数学:入門精講数Ⅲーいろいろな関数の微分、ベクトル

・化学:鎌田理論ー金属結合と金属

・英語:チャットGPTー10分

・新聞:ー34日

・畑:30分

・片付け:30分


昨日で父は99歳を迎えた。白寿である。

父は貧しい新興宗教の教会の家に生まれた。

お金がないため近所の子らから馬鹿にされ、勉強ができても学校から評価されなかった。

大病を何度も患った。結核や破傷風で死にそうになり、

また働いていて足の親指が皮一枚でつながるという事故にあった。

8月6日のあの日、父は爆心から3.6キロメートルのところで授業を受けていた。

今まで見たこともない閃光、その後爆音とともに猛烈な爆風で窓ガラスが全部割れた。

父は何とか生き残り、死者たちを埋め、燃やした。暑い日だった。

下痢が止まらなくなり、何十日も続いたが、ある日ぴたりとやんだ。

父は神に生かされた自分を感じ、がんばらねばと思った。

そして六高から京大哲学科に進み、

本を通じたさまざまな哲学者との出会いを楽しんできた。

現在も元気で、カラオケと囲碁を楽しんでいるが、モットーは、

神に感謝し、自然に感謝し、社会に感謝し、愛する人々に感謝するというもの。

感謝の気持ちが父の原動力になり、長生きの秘訣になっているのだと思う。

受験老人はそんな父の子供として生まれたことに感謝し、

父を見ならって、生きていること、生かされていることに感謝を忘れないでいたい。