受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

手塚治虫の慧眼

受験老人

(7月6日)

・簿記:ふくしま2級商簿ー(復)無形固定資産、工簿ー(復)総合原価計算⑥

・宅建:まんが宅建士ー区分所有法、(復)その他の諸法令

・数ⅡB:入門精講-微積分、数列

・地理:村瀬系統地理ープレートテクニクス

・英語:チャットGPT15分

・新聞:ー31日

・読書:踏切の幽霊(高野和明)

・運動:腕立て56回、腹筋84回、筋トレ

・畑:40分


昨日は久々に、現在想定している全ての項目をカバーすることができた。

なぜだか理由は分からん。Tverも勉強の合間合間に見たのだが、

ネットサーフィンをあまりしなかったのがよかったのかも。この調子。


ところでAIによる政治というのを昨日話したが、

それで思い出したのが、昔読んだ手塚治虫のマンガ「火の鳥」だ。

読んだのがもう何十年も前なのであやふやだが、あらすじは以下。

(ネタバレ注意!)


未来は地球環境は汚染され、普通に外に出ることはできず、

人類は地球上のいくつかの場所に、巨大な地下都市に分かれて住んでいる。

それぞれの都市は巨大コンピュータ(AIという言葉はなかった)に支配され、

人間のいろいろな行為もそれらコンピュータによって管理されていた。


ところが、それぞれの都市だけでは解決できない問題が生じ、

各都市のコンピュータ同士が打合わせをしているうちに、

それぞれのコンピュータは、自分のやり方の方が優れていると考え、

相手方を力ずくで自分の言うことに従わせようとして核戦争が起きる。

このため人類はおろか、地球上のすべての生物は滅んでしまう。


さて、その後、地球圏外から戻って来た宇宙飛行士たちはその状況に愕然とする。

最後に残った1人は火の鳥の血を飲んでいたため不死になっていた。

自分だけが地球上に生きていることに耐え切れず、彼はある実験を始める。

つまり、生命を創造することだった。


コアセルベートから始めて、細菌を生じさせ、それを進化させていく。

ところが最初にそうして進化してきたのはナメクジのような人間だった。

ナメクジ人間たちは、かつての人類のような戦争を起こし、全滅してしまう。

そしてもう一度、一から進化が始まる。

今度は、人類が生まれてきそうだった。


その間、彼はあまりに長いこと生きていたために、

さすがに火の鳥の血の効果も切れ、次第に年を取り、

ついに人としての姿は崩れ、それでもこの世に漂うような形で生きていた。

彼は、進化して誕生してきた人類から、自分が神と呼ばれていることに気づいた。

・・・・


ごめんなさい。記憶があやふやで、いくつかの話がごっちゃになっているかもしれん。

だが、これらの話が書かれたのは、少なくとも今から40年は前のことだ。

現在のAIや地球環境問題、進化の原理等も全て詰まっている。

何という慧眼だったのだろう。

・・・・


受験老人は、同じ人間のできることなら、勉強でもスポーツでも、

一生懸命頑張りさえすれば、できるようになると信じている。

だが、それだけでは近づけぬ、

いわゆる天性の才能をもつ人間がいるのも認めざるをえない。

おそらく彼はその一人だろう。

返す返すも、手塚治虫に国民栄誉賞が与えられなかったのが残念でならない。