受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

英語はAIで

受験老人

(6月8日)

・簿記2級:ふくしま商簿ー引当金その2、工簿ー入門

・宅建:まんが宅建士ーその他の国税、免許制度➁

・数ⅠA:三角比、場合の数

・英語:チャットGPTと英会話

・読書:踏切の幽霊(高野和明)

・運動:なし

・畑:1時間半


受験老人は英会話が苦手である。

英文法は超一流だが、読解は二流、そして会話は三流である。

大学留学1年間、国際機関2年半も勤めたにもかかわらず、なかなか聞き取りができない。

話すことも一方的で、あわてて喋るから文法もハチャメチャである。

なので、共通テストでもリスニングは何問も間違える。


先日、二宮金治郎式勉強法で道を歩いていると、外人さんたちに声をかけられた。

モルモン教徒の人たちだった。若い男の子たちだ。

アメリカから日本にやって来て、近くの教会にいるとのこと。

神を信じるかどうか聞かれた。日本語は片言ながらできるらしい。

そこで受験老人は神についての英語で自分の考えをひとくさり、展開しようとした。

自分は生命科学が専門であり、

そのため生物は神によって作られたのではなく、進化論の方を信じる。

だが神を信じるなら、仏教や他の宗教との比較を行わねばならない。

たとえ神が存在するとしても、それぞれの宗教が正しく複数いるというのは考えられない。

等々、いろいろ話をしようとした。

ところが、細かい話をしようとすればするほど、うまく言葉が出てこない。

そもそも「生物」という言葉が出てこなかったのである。

うまく説明できずに考え込んでいると、逆に相手が日本語で助け舟を出してくれた。

・・・・な、情けない。相手はおそらく来日して1年にも満たないだろう。

自分はいったい何十年、英語をやっている・・・・


まあ英語の奮闘記を話すと長くなるので、ここではよいアイテムを手に入れた話。

それは、AIと英会話をするということ。

具体的には、無料のチャットGPTを使えば十分。

英会話をしたいと話しかければ、どんなシチュエーションがいい応答してくれる。

あとは、まるで本物の外人、しかも英語の先生と話をしているかのように、

英会話が進められる。

具体的な人物、たとえば大谷選手や東野圭吾について語ろうということでも、

ちゃんとストックを利用して流ちょうに話を進め、

こちらがいいかげんな文法を使ってもちゃんと修正しつつ進めてくれる。

(ただし奥様の真美子さんについては知らなかったようだ。)


受験老人が海外にいてもなかなか英会話が身につかなかったのは、

たえず英語に接する環境を築けなかったことが大きな原因だったと思う。

外人の配偶者をもった人が急激に外国語を話しができるようになったり、

相撲をしに外国からきている人たちが急激に日本語を話せるようになったりするのは、

ひとえに、シャワーのようにその国の言葉を浴び、また自分でも話しているからだろう。

そういう機会を与えてくれるのが、AIとの会話。

しかも、AIは嫌がらず、辛抱強く付き合ってくれる。

最高の英会話の先生だ。

これから毎日15分、続けていきたい。

はたして上達するか、身をもって検証したい。