受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

58歳の何のとりえもない男が、医学部と司法試験を同時に、しかも短期間で合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

実感した勉強の2つの法則


私は、勉強をする上で、これまでの経験からその効果を実感した2つの法則がある。


まだ医学部にも司法試験にも合格していないので偉そうなことは言えない。だが現時点での私の実感である。



1つは、「継続は力なり」。


これは言葉のとおり、毎日やるのである。少しずつでもいい。毎日続ければいつの間にか大きな力になっている。



いったん決めた後、私は毎日、8科目の勉強を続けた。だいたい1科目30分、計4時間である。


時には仕事が遅くなり、勉強時間が足らなくなったこともあった。


しかし、そんな時でも毎日、少しでもいいからやることにした。



おそらく、一度でもやらない日ができてしまうと、次の日は2倍、しなければならなくなる。


それどころか、やらないでもいいんだという気持ちから、次の日からもずっとやらない可能性が出てくる。そして、目標達成ははるか先に遠のいてしまう。


逆に、一日15分でもやる習慣を続ければ、毎日、やらないと気持ちが悪くなってしまう。


そうなればしめたものである。



もう1つは、「自分を信じる」ということ。


今、おそらく、こうして二刀流で受験勉強をしていることを周りの皆に言えば、誰もが、考え直すよう口にするだろう。


医学部受験については特にそうだろう。


「そもそも医学部は高齢者はとらない。」


「医学部に入っても、物覚えが悪いから留年を繰り返し、医師国家試験にも通らない。」


「たとえ卒業しても勤める病院はない。」


「年寄りの医者だと患者が嫌がって寄り付かない。むしろ患者にとって迷惑だ。」


「医師として一人前になる前に衰えて、死んでしまう。何年もできない。」



・・・・どれもこれも、正論である。私が逆の立場だったとしたら、高齢での受験はきっと反対しただろう。


だが、基本的に、やるのは自分である。誰に迷惑をかけるわけではない。


(ただ、私がもし入学すれば、若い人の合格枠を1人分奪うことは確かだが。)



たとえ、合格しなくても悔いはない。他の人が趣味に費やす時間を、ちょっと勉強に充てただけだから。


(それに私は、趣味としての読書の時間は別途確保している。)


だからこそ、自分を信じて、突き進んでいきたいのだ。


万一合格したら、その先のことはその時に、改めて考えればいい。とにかくやらなきゃ受からない。


まっ無責任だが、自分を信じるとは、そういうことなのだろう。