受験老人日記~高齢で医学部と司法試験に大挑戦~

還暦を迎えた男が、医学部と司法試験を同時に合格することを目指すという無謀な冒険に乗り出した

1か月かけて計画を練る(医学部受験その4)(参考書を決めた!)


子供たちの話を参考にしながら、4月から始めるための参考書を決めた。


分かりやすいというのが第一条件。でないと必ず途中で挫折する。


そして、私が考えたのは、少なくとも数学と理科については、その参考書に含まれている問題量が多いというのが条件。その理由はまた後で。



4月の最初から進めるのは、数学、理科(物理・化学)、そして地理の4科目。


そして、新品の参考書を整えて・・・・


おっと違った。受験老人にはお金がない。だからブックオフで買わねばならない。


子供たちの参考書にはいっぱい書き込みがあるので使えない。(だからこそよいという気もするが。)



そうして、ブックオフ回りを開始した。なんかワクワクする。


いくつかブックオフを回った。そして目指す参考書を整えた。


私がそろえたのは、以下である。



・数学:チャート式数学ⅠA、ⅡB、Ⅲ


・物理:大学入試 漆原晃の物理基礎・物理(力学・熱力学編)、(波動・原子編)、(電磁気編)


・化学:大宮理の化学が面白いほどわかる本(理論化学編)、(無機化学編)、(有機化学編)


・地理:村瀬の地理Bをはじめからていねいに(系統地理編)、(地誌編)



チャート式数学は、まあ「王道」と言ってよいだろう。これを全部、総合問題まで含めて完璧にやれば、各大学の試験もそれで解ける予感がする。


物理は、子供たちが大のお勧め。本当に理解して書いているとのこと。しかも随所に問題が掲載されている。


化学は、この参考書は旧課程対応のため、現在は売られていないとのこと。だが挿絵のキャラも可愛くて分かりやすく、問題量も多く、とりわけ、各章ごとに1問1答式のチェック問題が掲載されている。まああまり旧課程と新課程の違いはなく、これしかないと思った。


地理は、村瀬先生は最近、クイズ番組の解説者としてテレビによく出ているのだが、子供からは、いろいろやったがこれが根っこから教えてくれ、わかりやすいとのこと。



ブックオフを駆けずり回った結果、これらを全部合わせて2,000円程度でゲットできたのは大きかった。


さあ、準備は整った。


とにかく、3か月以内にこれらを全部、一通り、読んでしまうこと。理解の程度は5-6割でいい。


そして、その後は、そこに入っている問題をばらばらにして、アトランダムに解いていくのだ。(その方法はまた述べる。)


4月から、がんばるぞっ。