私が司法試験を目指す理由(一目置かれたい)
私が司法試験を目指したきっかけは、極めて浅薄な考え方からである。
退職後、再就職できないのではないかという不安は大きい。
だが、ありきたりの仕事はしたくない。やりがいもあり、人からも尊敬されるようなことができないか。
司法試験なら、おう、すごいと皆が誉めてくれるのではという、極めて幼稚な考え方からである。
しかも医学部入学との両立は、すごくやりがいのあるチャレンジだ。
私はかつて「頭脳王」という番組を見ていて、東大医学部の河野君という男の子が、たった8か月の勉強で司法試験に合格したというのを知り、衝撃を受けた。(河野君は皆さんご存知かもしれないが。)
それは予備試験なのか、本試験なのか分からない。しかし、彼がとんでもない秀才であるのは間違いない。
彼はその番組でも比類ない頭の働きを存分に示して、ぶっちぎりで優勝した。
いかも彼はイケメンであり、背も高い。世の中の女性にはモテモテだろう。
(私には女性にモテたいという気持ちも少なからずあるが、むしろもっと広く、老若男女から一目置かれたいという気持ちはある。)
そういえば先日、女性問題で辞職した新潟県知事も、東大医学部、米国の病院での研究、司法試験合格というすごい経歴だった。しかもバク天もでき、スポーツマンだった。彼の性格はともかく、極めてすごい能力を持った人物だったことは間違いない。(もしかすると政治家はそうした純粋な優秀さが生かせない職業ではないかとも思う。)
まあ、退職間際のおっさん、いや老人が、医学部と司法試験と両方受かれば、カッコいいんじゃないかということだ。(むしろ変人だと思われてしまう可能性もある。極めて幼稚な考え方だ。)
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