現国を10日間で終わらせるぜっ!
さて、センター試験に向けた勉強だが、これまで全く手を付けていない科目が1科目だけ残っていた。
それは現国。何も準備していなかった。
日本人であるからには、現国は勉強しなくても大丈夫だろう、と昔から思っていた。
40年前の現役時代も、また理Ⅲ受験の時も現国だけは準備をほとんどしていなかった。現国はセンスで解く、という思い込みがあったからだ。
ましてやこのように豊富な人生経験を積んだ今となっては、作者や筆者の気持ちもよく分かるから、すらすら解答できるだろう。
そう思ったのが間違いだった。
3月に過去問を解いたときに大ショックを受けた。相当な割合で間違えていたのである。
半分くらいしか点が取れなかった。(古文や漢文も間違えたため壊滅的状態。)
特に受験老人は、選択肢の中から最後まで残った2つのどちらが正解か迷った。そしてえいやで選んだ方が決まって間違っていた。マーフィーの法則だ。
やはり、現国にもそれなりのテクニックがあるのだろう。しかしもう試験まで1月ほどしかない。何とか短期間で実力を急上昇できないか。
そう思ってまた、子供に相談した。
そして教えてもらったのが、板野博行「現代文ゴロゴ解法公式集1センター試験編」だった。
ブックオフで探し求め、中身を見ると、おおう、分かりやすい。
コンパクトな本で、全部で10日間で完成できるようになっている。(実際にはもっとかかりそうだが。)
その本のモットーとしては、まさに、科学的に解答を導き出すこと。
現国も他の科目と同じであり、選択肢の中から解答はただ1つに決まるというものだ。
そして、少しずつ、そのための秘訣をマスターしていけるようになっている。
最初の2日間くらいをやっただけで受験老人は感動した。
この本をみっちりやりさえしたら、現国の成績も飛躍的に上がりそうだ。
ただし、やり抜いたらの話である。はたしてどうなるか・・・・。
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